支部長あいさつ

 永年にわたり岡山支部の発展にご尽力された川上洋一支部長に代わり、平成27年5月から支部長という大役をおおせつかりました三浦です。私は、岡山支部の第7代の支部長になりますが、歴代の支部長さんの名を、辱めないよう精一杯頑張る所存ですのでよろしくお願いいたします。
 私事で恐縮ですが、昭和46年に理工学部数学科を卒業後野田キャンパスが学区になる中学校に3年勤め、家庭訪問で学生食堂の従業員のところを訪問したことが懐かしく思い出されます。その後、中学校に22年、行政に13 年勤めました。
 私が理窓会に参加するようになったきっかけは、岡山県で全国の数学教育研究大会があり、発表者として拙い実践を発表させていただきましたが、その研究大会の会長が、故稲垣武先生だったことからです。私が参加し始めた当時は、岡山支部は参加者のほとんどが教員で、企業からの参加者が、「理窓会は教員の集いなのか。企業人は参加し辛い」と言われたことを覚えています。以来、どの支部長さんも、「どんな立場の人でも同じ同窓生として親睦を深め、母校の発展に協力することが理窓会の目的である。」といろいろ努力され、現在では総会参加者は、教員とそれ以外の人が半々になっています。
 岡山支部の会員は300人以上いますが、総会の参加者は30人足らずですので、名称を、総会ではなく「岡山坊ちゃん会」として案内を出したり、会員によるミニ講演や、ホームカミングデーにあやかって理科大の関連グッズが当たる「お楽しみ抽選会」を企画したりして、参加会員の増加を図っております。
 今後も理窓会の目的に沿った活動をし、多くの会員に参加してもらえるよう、努力して参りたいと存じます。

(46理工・数 三浦 康男)