支部長あいさつ

 このたび新しく支部長を仰せつかりました、昭和43(1968)年理学部・物理学科卒業の森西です。3期9年にわたり理窓会ならびに奈良支部の活性化にご尽力されました阿部前支部長の思いと成果を引き継ぎながら一歩でも前進できれば、と思っております。支部会員のご支援・ご協力の程どうかよろしくお願いいたします。
 ご承知の通り理窓会は、東京理科大学、諏訪東京理科大学、山口東京理科大学、東京物理学校、東京理科大学諏訪短期大学、東京理科大学山口短期大学を卒業あるいは修了した者等により「会員相互の親睦を厚くし、併せて学校法人東京理科大学の発展に協力するとともに社会に貢献する」ことを目的として組織されたものであり、物理学校時代から100年を超える歴史をもち、その目的達成のため各都道府県に支部組織がおかれております。
 もともと奈良県から「理科大」への進学者は多くない状況にありますが、県内・県外出身者で奈良県に在住する支部会員は現在名簿上200名を超える数となっております。しかし残念ながら近年支部活動への参加者は5名~10名の出席者と言う寂しい状態です。 理窓会には支部のほかに企業や業種・職種、学術関係の多くの関連団体があり、支部の行事には参加していないが関連団体には参加・活動している方々や各方面で社会貢献活動をされている方々も少なくないとは察しておりますが、同窓会(理窓会)基礎組織としての支部活動への参加もどうかよろしくお願いいたします。
 
 なお、支部行事には現役学生の父母・保護者で構成される「こうよう会」からの参加も頂いております。また当支部からもこうよう会の行事に参加させていただき、互いに情報交換を行いながら親睦を深める中で、ささやかでも母校の発展に寄与出来れば、との思いの取り組みもしております。
 
 支部活動を通して「日本の理科大から世界の理科大へ」と言う壮大な大学ビジョン達成を共に目指すことが出来れば、と思っております。会員諸氏のご協力とご支援を切に願いごあいさつとさせていただきます。 

(S43年(理・物) 森西 耕一郎)