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桑名歴史案内人の会ツアー「東海道桑名宿」開催しました

(2019/08/30)

三重理窓会の皆様
こうよう会の皆様へ

令和元年度三重支部イベント報告

      =歌助さんと歩く桑名宿=        

  今回の理窓会三重支部のイベントは、東京から旧東海道を今も歩き続けてみえる、東海道に造詣の深い落語家桂歌助氏にご参加いただきました。桂歌助氏は理科大在学中に落語界のレジェンドである桂歌丸氏に弟子入りし、落語を学びながら学業も立派に収められました。途中で大学を挫折しそうになったとき、歌丸師匠に卒業を強く説得されたそうです。詳しくは、御著書「師匠歌丸」が、本屋さんで購入できますので、是非お読みください。なお、歌助氏は NHK(E テレ)「囲碁フォーカス」で、川柳の選者としてもご活躍です。さて、令和元年「桑名宿」は、八月十七日の朝九時半、桑名駅東口集合。途中からの合流者・こうよう会の方を含め、全参加者12名でスタート。

 桑名駅から歩くことおよそ十分の海蔵寺に立ち寄り、宝暦治水薩摩義士墓所を見学。水路と諸戸氏の蔵を確認しながら六華苑へ向かいました。

  六華苑では、見学させていただいた時期にNHKで放送中であった「いだてん」の録画秘話も聞きながら諸戸庭園を見学させていただき、鹿鳴館の設計で有名なコンドル氏設計による貴重な文化遺産の洋館を見学し、館の前で参加者で記念撮影をしました。

 私(上野)は、約四十年間、職場が桑名にありながら、一度も入館したことがない建物を見学できて感激しました。三重県において、桑名の諸戸氏と尾鷲の土井氏は歴史に残る実業家です。(土井氏の歴史については平成二十七年の「理窓みえ」をご覧下さい)

  続いて、東海道七里の渡し跡を見学し、桑名城ゆかりの様々な遺構を見ることができる九華公園に向かいました。その後、石取り祭り会館へ寄り「だんじり」や祭りの VTR を鑑賞し、桑名の刀匠作「村正」でも有名な、春日神社では伊勢湾台風の痕跡が残る鳥居など、歴史を確かめながら昼食会場に向かいました。

 昼食会場は、泉鏡花の小説「歌行燈」の舞台のひとつになった「志満や」です。今日もその風情を大切に残し「歌行燈」と名乗っております。ここでは、今回のイベントのハイライト桂歌助氏の落語で盛り上がり、桑名の「はまぐり料理」を美味しくいただきながら、交流を楽しみ、理科大の話に一層、花が咲きました。