支部長あいさつ

 10月開催の茨城支部総会にて大久保清支部長の後任として推挙され、11月の理窓会常務委員会にて茨城支部長を仰せつかりました山極時生(やまぎわ ときお)と申します。歴代支部長の支部活動への情熱を引き継ぎ、気持ちも新たに精一杯進めたいと思いますので宜しくお願い致します。
 私は長野県上田市の出身ではありますが、昭和46年理工学部電気工学科を卒業後、茨城県日立市の株式会社日立製作所日立研究所に入社し、各種所属は変わりましたが、一貫して電力関係(1000kV級までの変電機器の開発)の仕事に携わって来ており、現在も継続勤務をしております。これらの仕事を通じまして東京理科大学の博士号(工学:1991年)、技術士(電気電子部門:1997年&総合技術監理部門:2003年)等の資格も取得しました。そのようなことから、2014年度より理窓技術士会の会長も仰せつかっております。
 理窓会茨城支部におけます活動としましては、過去3代の支部長のもとで副支部長や代議員(旧幹事)を20数年以上勤めて来ております。茨城支部は4つの副支部(県北/水戸/県南/県西)から構成され、毎年幹事副支部を交代しながらその地区での総会開催等の運営を進めて来ております。従いましてオリンピックやワールドカップと同様に4年に一度は自分達の地区の開催になることになり、副支部幹事達はそれぞれ地域の特色を活かした総会等の開催を続けて来ております。
 私が担当して来ました県北では、工業地帯の特色を活かし、総会時には毎回通常では直接見ることが難しい工場や施設の見学会を実施して来ました。超大な発電機、変圧器や開閉器、東海村の原子力関係見学施設、最近盛んな風力や太陽光発電設備、大震災から復旧の日立港など参加者に満足頂いております。その他の支部でもミニコンサートや先輩諸氏の講演会なども行って来ております。
 最近では前大久保支部長のご提案にて、支部の活性化に向けた議論を例年8月開催の副支部長会の議題としても取り組んでおり、副支部長会メンバ間ではメールによる交流も進めて来ております。
 茨城支部では例年総会案内を新人および定年を迎える年代などを中心に2000通を出しておりますが、返信約200通、参加者約40名の状態が続いております。同窓の絆を一層深める活動として参加者に興味をもってもらえる活動を目指して進めていきたいと考えております。関係諸氏のご支援ご鞭撻を宜しくお願い致します。

(S46理工・電気 山極 時生)