支部長あいさつ

 今年度は、円安・値上げ・人手不足・物流問題など、懸念されることの多い1年になりそうです。また、異常気象や自然災害への心配も続きます。

 さて、秋田県沖には洋上風力発電整備促進地域が、全国最多の4海域指定されていますが、今年度から発電設備等の専門人材育成訓練施設が県内で動き出します。

 また、県内公立3大学が連携するプロジェクトが今年度本格化します。これは、県内の森林資源を生かした産業づくりなどに取り組むものです。県内の自治体や民間企業なども参画します。

 これらの例をみると、人口減少・少子高齢化・過疎化など課題の多い秋田県では、理科系人材の活躍が地域を救う大きな力になると期待されます。同窓の皆さんとその関係者の方々、秋田県内で頑張ってみようとする方いらっしゃいませんか?

 さて、秋田支部で発行する支部報5月号では、秋田市内にある林業系企業に勤務する若手男性支部会員の活躍ぶりを紹介します。また、10月の支部総会の際には、建物の劣化診断や修復方法等を専門として大学で研究に携わっている女性若手支部会員の講演を予定しております。どうぞご期待ください。

(2024.4.1)

(S51理工・数 小松 正孝)