理窓 2017年1月号
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1917・1 理窓山鹿 高資(平2理・応物)ががんばるんばる同窓同窓車バカが見つけた健康の必要性と水素事業車バカが見つけた健康の必要性と水素事業【車バカの大学時代】 1年の浪人生活を経て理科大に入学し、授業が始まるより先に自動車部の門戸を叩き即座に入部しました。当時はまだ免許を持っていませんでしたが、先輩方に大変厳しくも楽しく指導頂きすっかり「車」、競技の「ラリー」の魅力に取り付かれました。力学で学ぶ知識がそのまま車を操縦する理屈と繋がることでより深く車を楽しむことができ、毎週末はラリーに没頭した大学時代でした。【就職しても車バカ】 バブルも弾けようとしている中、理科大というネームの追い風を受け大手に就職。しかし車バカは止まりません。入社早々休日出勤の要請を受けるもラリーに出場するために要請はあっさり断りました(今のゆとり世代を笑えない行動ですかね!?)。その後も走り続ける車バカは合計4回に渡りダカールラリーに出場しました。簡単に4回と書きましたが、海外のしかも長期に渡る競技のため相応の費用も当然かかります。初回の時には理科大同窓生達の応援もあり大学時代の友好の有り難さを胸に抱え参加した感慨深い出場の機会でした。また同時に感じたことは準備に約半年、更に競技で約1ヶ月日本を離れるということに自分だけでなく家族の健康状態も大きく作用するということに気がつきました。例えば両親の何れかが入院するようなことが有った場合、参加する競技に集中できなかったと思います。そのため、海外での出場回数を重ねる度に家族が健康であって欲しいと強く願うようになりました。【そして車バカが出会った水素事業】 自身の趣味である車と関わる時間、そして自分を含めた家族の健康、更には一緒に出場する友人達の環境もどんどん気になるようになりました。 仕事と車の両立が難しくなった頃、今の事業の柱となる水素粉末の開発者と出会い、その可能性に起業することを決意しました(2005年)。 発売当初は水素のサプリメント自体が存在しておらず、車バカに来る質問は「水素エネルギー?」や、「水素エンジンに着手したのか?」と言ったものばかりで、健康食品であると認識してくれる人は皆無でした。 現在弊社の水素サプリメントをご活用頂いている主なお客様は体力の低下を実感した中高年世代や、非常に強い副作用のある薬(抗がん剤等)を投与中の方々です。水素サプリメントは基礎体力の向上と共に薬剤の副作用を抑える働きがあり、副作用の強い薬を使っている方には副作用が軽減し非常に相性が良いという感謝の言葉を非常に多く寄せて頂いております。 健康な方にはさりげない日常生活での変化として、小用トイレに時間が掛かっていた方が久しぶりの爽快感を得たと楽しい報告や、若い女性(20代半ば)からは一晩でファンデーションの乗りが良くなったと驚きの感想を頂き、健康の先のことも守っていけるものだと日々実感しております。 特に「健康だけが全てでは無いけれど、健康が無ければ全てが無い」と満面の笑顔で仰っていた初老の女性の顔が忘れられません。 2015年頃水素水がブームとなり、水素を体内へ取り入れることが健康に良いと認識する人が増えました。しかしながら、市場の成長と共に懸念すべき点はまがい物の台頭です。まだ小さな水素市場ではありますが、なんといい加減なものの多いことか!ブームになるとお金の亡者達が本質を見誤り市場を混乱に導いてしまいがちです。それら偽物と戦う為にも自分の会社は製品に絶対の自信と信頼を欠かさぬよう覚悟を決めました。社名の「Integrity(誠実)」はこの理念を基に命名しました。僕はこの水素で自分を、そして家族を守りこれからも車バカで居続けたいと思います。(株式会社インテグリティ代表取締役)

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