理窓 2016年10月号
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30《はじめに》《はじめに》 私たち鳥科は、讀賣テレビ放送株式会社主催の鳥人間コンテスト選手権大会の滑空機部門への出場及び上位入賞を目指し、2004年に発足した団体です。2013年から現在の部室がある葛飾キャンパスへ拠点を移し活動しています。 今年も鳥科は、滑空機部門への出場を果たし、203.72m、第8位という結果を残すことができました。今回はそれまでの鳥科の軌跡を簡単に皆様にご紹介したいと思っております。《鳥科について》《鳥科について》 まずは鳥科について簡単に紹介します。部員数79名(男子が60名、女子が19名)構成翼班、コックピット班、電装班、接合班の4班が活動活動頻度ほぼ毎日授業終了次第活動場所部室及び廊下 上の表の通り、部員がとても多いのが鳥科の特徴で、他の学生鳥人間チームと比較してもその規模は最大級です。所属する学部も様々で、工学部、基礎工学部など葛飾キャンパスにある学部は勿論のこと、理学部など神楽坂キャンパスに所属している学生も作業に参加しています。また二部生もおり、異なった様々な学問的な観点から、運営、設計、製作ができるのも、鳥科の面白いところの一つです。 また私たちが製作する滑空機は翼の端から端までが25m以上に及ぶ非常に大きなものなので、製作箇所ごとに4つの班(翼班、コックピット班、電装班、接合班)に分かれて様々な作業を同時並行で行っています。・ 翼班 主翼、尾翼の製作を担当・ コックピット班 パイロットが乗り込むコックピット周りの製作を担当・ 電装班 尾翼の電装、リンク機構やコックピット周りの操舵関連の製作を担当・ 接合班 滑空機の骨格となる桁の接合部、リンク部品の製作を担当 活動頻度は平日休日問わずほぼ毎日、4つの班のいずれかが作業を行っています。また、鳥科の活動への出席には強制力はなく、各人が自分のペースに合わせて好きな日、時間で作業に参加できるような形をとっています。 活動場所は体育館棟の部室と廊下ですが、実際の機体製作はほとんどを廊下で行っています。部室は翼やコックピット、工作機械などを保管すると一杯になってしまい、やむを得ず廊下で作業しているのが現状です。東京理科大学鳥人間サークル-鳥科平成28年度代表 平成28年度代表 澁谷 朔澁谷 朔鳥人間鳥人間コンテストコンテストにに参加参加して〈1〉して〈1〉<廊下での作業の様子><廊下での作業の様子><2016年度機体「Gerbera」のテイクオフ><2016年度機体「Gerbera」のテイクオフ>

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