理窓 2016年10月号
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24ががんばるんばる同窓同窓「この会社で働いていて良かった」「この会社で働いていて良かった」と思って頂ける会社にしたい!と思って頂ける会社にしたい!理科大での想い出(学生時代) 1989年4月ご縁を頂き、推薦入試にて憧れの理科大に入学。入学式当日、武道館でのざわめきに囲まれて北海道の長万部校舎に旅立ったのを覚えています。勉強はそこそこ…。スキーに夢中になり、野田校舎(今では葛飾に移転)での2年生以降もスキー場でバイトするまでスキーに夢中でした。そのスキー経験は今では、娘に教えるまで上達?していたと思います。 基礎工学部3学科での長万部校舎での生活は、専門分野は違うけど今でも仲良い仲間達に出会えた貴重な体験でした。長万部の寮生活に不安もありましたが、振り返るとあの経験は何事にも変えがたい有難い経験です。勉強も大切ですが、学生時代の仲間達はより大切な財産だと感じています。理系知識を活かして社会に貢献したい 理系での化学や生物分野へ進み、「将来はメーカーにて製品開発をやりたい!」という高校生の時からの希望を叶えるため、同級生の誰よりも早く就活を開始。その時の就職活動の支援には大変お世話になりました。一応、OBとしての就活記録も残してきたつもりですが…。 夢が叶い日用品メーカーの研究職に就職。「世の中で役立つ製品の開発がしたい」という想いで化学実験に没頭した入社~のべ約9年間の研究職。あっという間でした。正直、界面化学の知識は殆ど無かったので、知識上での苦労もありましたが楽しかった。周りには理科大出身の先輩も沢山おり、厳しくとも暖かい指導には感謝です。今でも会社内での理科大OB会が毎秋に開催されるので、必ず参加。先輩や後輩達から元気を頂いてます。製品開発から人事企画業務への転身 想い出すと…入社6年から7年目頃になりますが、なんとなく会社の組織構造や人材に興味を持ち始め、経営に関する専門書を読み始めました。興味は深くなり、将来の自身のキャリア形成を人事面や経営面に変更し、社内での異動希望時期を機に、関係会社での人事経営企画業務に転身。2007年から現在、本体の人事部にて会社の経営に役立つよう人事制度企画や就労環境面の整備を進めています(人事部には理科大以外にも理系出身者多数在籍)。私の研究職経験は、同じ会社の研究分野や生産分野で働く従業員の気持ちがイメージでき、現在の仕事の面で役に立っています。 でも、苦労したのは人事上の専門知識について。自己啓発での専門学校への通学や、寝る間を惜しんで専門書を読んだ行動は、学生時代以来だったと思います。今でも勉強は続けています。 現在は人事部で人事制度設計やダイバーシティ推進を担当し、多様な人材が活躍できる就労環境整備を進めています。同じ会社で働く従業員全員が「この会社で働いていて良かった」と思えるような、より一層魅力が感じられる会社にしていきたい想いで仕事を続けていきたいと思っています。 「誰にも負けない努力をします!」が私の今日を愛する宣言です。基礎工創立30周年式典に参加して 生物工学科時の研究室の同級生からのお誘いメールをきっかけに2016年5月、基礎工学部が移転した葛飾キャンパスでの式典に出席しました。世の中で活躍する先輩・後輩達の貴重な話は、より一層の活力となりました。8月下旬の長万部での大同窓会には残念ながら出席できませんでしたが、フェイスブックの投稿を拝見し、その懐かしさを改めて感じました。次回は是非出席したいと思います。 最後に、私は現在の仕事にやり甲斐を感じ満足しています。 (ライオン株式会社)服部 雅茂(平5基工・生)

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