理窓 2016年7月号
7/54

16・7 理窓3度を高めるような活動に重点的に支援していきたいと思っています。 それから就職活動支援です。ビジネス同友会による企業説明会、社会で働いている先輩による講演会などのキャリア教育などを実施しています。先輩たちはどうやって活躍しているのか、学生たちにとって遠い人ではなく、自分もいずれは到達できる先輩の話により大いに支援していきたいと思います。 こうよう会では、就職・進学懇談会が保護者を対象にして開かれています。3回葛飾キャンパスで開かれ、2000人ほど集まる人気の行事ですが、理窓会で講師を派遣しています。長期的な課題 Go To Americaやグローバル化がずいぶんと言われていますが、もちろん理科大でも大切なものになっています。上海、シンガポール、北カリフォルニア理窓会に加え、昨年マレーシア、インドネシア理窓会ができて、5か所の理窓会が海外に生まれました。本日は、上海理窓会から葉維英副会長、そして北カリフォルニア理窓会からは熊谷一清副会長に来ていただいております。午前中は支部長会にも参加していただきました。海外の理窓会は、ビジネスの色彩が強いと感じています。というのも、海外にはビジネスで非常に競争の激しいところで懸命に働いていらっしゃる。そんな方々に支援していきたいと考えているわけです。そのために、大学とも相談しながら、海外にもっと理窓会を設立していきたいと思います。そうすることによって、卒業して就職していく学生たちは国内だけでなく、海外にも就職していく時代です。働く場所は全世界に広がっている時代に対応できるのです。だからこそ、そこに力を入れていきたいと考えています。 それから、理科大の3割の学生は女性ですし、大学も女性活躍推進事業を立ち上げています。そんな中で、理窓会も女子部会を立ち上げ、それを核にして女性の方が支部の活動にどんどん参加していただきたいと考えています。 次に、関連団体ですが、支部をはじめ、ビジネスや地域など多くの関連団体がありますが、学部や学科関連の団体が少ないという課題があります。親睦会としての交流団体などはありますが、学部学科は少ないのです。昨年薬学部が理窓会の関連団体として登録しましたし、野田建築会も登録しました。こうして、学部・学科が参加していけば、ネットワークも強力になっていきます。そして、単なる交流だけでなく、もう少し進んだ団体としての活動が可能になるのではないかと考えています。 理科大には、まだまだ学部・学科はたくさんあります。それらが参加して、ぜひ大きなコミュニティーを作り上げ、活動の可能性を広げたコミュニティーとなり、大学ともっと協力していける、そんな団体に、少しでも早くなれることを願っています。そしてそうなるように期待しています。 これで、理窓会会長としての所信表明を終わります。

元のページ 

page 7

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です