理窓 2016年7月号
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16・7 理窓9巧化してきたので数年かけ整備していく。また、葛飾キャンパスも研究棟の整備をしていく。さらに、神楽坂キャンパスもいずれ整備していきたい。本学をいい大学に、価値ある大学にするために努力していきたい」との挨拶があった。 続いて、石神会長より「約19万人の卒業生がおり、理窓会の目的は本学の応援と同窓会員の交流と人脈が大きな目的である。当面の課題として、(1)大きなコミュニティの形成 ①理窓会のホームページを充実。②Facebookの活用(将来的には1万人以上に増やしたい)。③機関紙「TUS Alumni Today」を年3回発行し12万人に無料で配布している。また、「理窓」という機関誌も会員には配布している。④グループウェアメールを活用していく。メールアドレスは生涯不変である。 (2)支援活動の拡充 ①支部活動の活性化に支援。②理科大生の再就職支援。③在学生への支援。特に課外活動への支援(具体的には『鳥人間』、『YOSAKOIソーラン』などへの参加等、知名度を高めるものに、しばらくは重点的に支援していく。)④ビジネス同友会やキャリア教育で先輩との交流。⑤『こうよう会』の支援(年3回 進学懇談会を開催している)。⑥海外支部への支援(上海支部、シンガポール支部、北カルフォルニア支部、マレーシア支部、インドネシア支部がある。今後、海外支部を増やしていきたい。)。⑦女子部会への支援(本学の3割は女子である。)。⑧学部・学科への支援(昨年は薬学部、建築科が本会に入会した。)。これらのことを理窓会の組織をあげて取り組んでいこう」と力強い所信表明があった。 その後、総会次第に則って議事に入った。議事の進行は議長として石神会長が行った。それぞれの議案は総会資料を用いて丁寧な説明がなされた。 活発な審議がなされた後、それぞれの議案が満場一致で承認された。 議事に引き続き、報告事項についての説明があった。 「(一)」は福田副会長(HCD企画実行委員長)に代わって石神会長から「10月30日(日)に葛飾キャンパスで開催。テーマは『時代とともに~ひろがる出会い~』。記念講演では、姜尚中特命教授『成熟社会の生き方』・藤嶋昭学長『科学のおもしろさと光触媒の現状』」・秋山仁教授『母校への想いは、結ばれず別れた初恋の人へのそれのよう』にお願いしている。また、「ふれあいライブステージ」等では、学生の参加者を増やしさらに充実させて実施する。昨年度の内容に加えて工学部50周年のイベントや、幾つか新しい企画も用意している。家族や知り合い等をお誘いいただき、地元の葛飾区の皆さんと共に楽しんでもらいたい」と熱心にHCDにかける意気込みを語った。 「(二)第8回坊っちゃん科学賞研究論文コンテスト(高等学校)」について、坂本副会長から「昨年度から東京理科大学が主催となり後援が理窓会となったが、実質的に理窓会が運営している。1回目から昨年度までの応募状況を比べると、6倍以上も増えており、今年も研究内容等をより一層充実させたい。審査員にはすべて同窓の教員や大学の先生にお願いをする」と、開催目的や経過、概要の説明があった。 「(三)維持拡充資金(第二期)」について、森野維持会会長から維持拡充資金(第二期)募金についての報告と「今年度から栄誉会員の寄付金の上限がなくなり、寄付金が1億円を超えている栄誉会員が3名になった。寄付を通じて母校に末永く貢献しよう」と呼びかけがあった。 以上、平成28年度代議員総会が滞りなく執り行われ、実りある総会になった。

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