理窓 2016年7月号
11/54

16・7 理窓77司会 島崎副会長司会 島崎副会長鳥人間募金鳥人間募金副会長 副会長 加賀谷秀樹加賀谷秀樹「地域の活性化」を目指して この4月から副会長に就任しました宮城支部長の加賀谷秀樹です。石神会長の「地域の声を聞かせてほしい、地域の活動を活性化したい」という思いに微力ながら貢献したいと思っております。 私は昭和48年理工学部物理学科を卒業し、宮城県庁に37年間勤めました。公害防止、環境保全、原子力安全等の業務を担当し、平成22年に民間のリサイクル会社に再就職しました。再就職先では、「CO2の削減」「BCP(企業存続計画)の策定」に携わっていたところ、平成23年の東日本大震災に見舞われました。この復旧・復興にあたり、東京理科大学や理窓会などから多大なご支援を頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。 宮城支部としては、会員の職場の復旧・復興計画立案にあたり、産業界・官公庁の垣根を超えた情報交流の場が必要と考え、「産官学連携勉強会」を立ち上げました(5年間継続)。新副会長紹介新副会長紹介 私の再就職先(海岸から2km以内)も5m近い大津波に襲われ、建物や設備等は壊滅状態になりました。幸い1か月前にBCPによる社員研修をしていたことから、素早い情報収集と社長の迅速な指示で人的被害はありませんでした。浸水した建物・設備等の復旧については、BCPで定めていた中核事業を立ち上げ、社員を継続雇用しながら半年後にほぼ復旧というBCPの成果を上げることができました。 再就職先の復旧に目途が立ったこと、福島の原子力災害の復旧に自分の知識が生かせないかと思い、環境省の任期付き職員に応募しました。配属先は福島ではなく宮城となり、平成24年から県・市町村の災害廃棄物処理の情報を環境本省に伝達・調整の仕事に2年間取り組みました。 「熊本地震」についても災害廃棄物処理に大変な苦労があると思います。もう少し若ければと思う今日この頃です!■ 同 窓 懇 親 会 ■こうよう会の皆さんこうよう会の皆さん

元のページ 

page 11

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です