理窓 2016年4月号
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3516・4 理窓を、森野義男維持会会長に東京物理学校の生い立ちを話していただきました。現役を退いた者も多く、詳しい説明に皆感銘を受け、在学中に思いを馳せました。 懇親の場では、恒例となった自己紹介(近況報告)において、前述の大学・理窓会の説明を受けて、在学中をはじめ現役時代の苦労話に花が咲きました。 また、105歳になられた東京物理学校卒業の飯塚先生のお話をお聞きするなど、世代を超えて交流が深まりました。 近年は土曜日の夕刻に開催していましたが、新たな参加者を求めて日曜日の日中に開催したところ、久しぶりに参加された方、初めて参加された方など、少し参加者が増え、喜んでおります。 今年度は、本部から3名の派遣をいただいたうえ、初めてこうよう会鳥取県島根県支部の泉支部長に参加していただき、交流を深めることができました。 引き続き、新たな参加者を迎えることができるよう取り組んでまいります。(文責 田中 輝昭)福井支部 総会主催者 支部長 酒井 康行(39理・化)平成28年3月5日(土)16時~会場 開花亭SOU-an 参加者 21名 本部より、岡村聡一郎常務理事、渡辺一郎理窓会副会長、森野義男維持会会長をお迎えして行われた。会場のSOU-anは国指定有形文化財開花亭の新館として隈研吾設計の全面ガラス張りのモダンな建物である。参加者は会員14名の他にこうよう会福井県支部から4名の参加をいただきました。支部長酒井の挨拶の後、大学の現状、理窓会の活動報告、維持会報告と続き、大学の活躍は東京のみならず山口・諏訪にもおよび、特に山口の公立化には驚くばかりでした。理窓会のグループウェア、維持会会長の母校への熱いメッセージもいただきました。東京を遠く離れた北陸の地にあっても、我々卒業生が良き母校を持ったことを誇りに思えるひと時でした。その後写真撮影の後、懇親会へと続きました。乾杯の音頭は岡田氏で日も暮れライトアップされた庭や洋館を眺めながらの会は和やかに進み、恒例の個人スピーチ後、山下氏の閉会の辞で散会になりました。 (文責 荒井 広臣)理数研 有志によるマレーシアとシンガポールの旅6日間主催者 会長 池田文男(48理・数)平成28年3月6日(日)~3月11日(金)参加者 13名 東京理科大学数学教育研究会(略称、理数研)は、独自に海外の教育視察を行っています。今回はマレーシアとシンガポールの旅をしましたのでその報告をします。参加者は理数研前会長の澤田利夫先生、現会長の池田文男先生、理数研会員、理窓教育会員、数学教育の関係者およびその家族13名です。 3月7日にクアラルンプールの国立中高学校(Sekolah Menengah Kebangsaan ZON R1)を訪問しました。中学1年から3年と高校1年・2年合わせて991名の生徒の内マレー系66%、中国系20%、インド系12%です。生徒の大歓迎を受けた後、教員との懇談会、高校2年生(5年生)の数学

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