理窓 2016年4月号
17/54

16・4 理窓13支部長紹介支部長紹介茨城支部長山極 時生 昨年の支部総会にて大久保清支部長の後任として推挙され、茨城支部長を仰せつかりました。歴代支部長の支部活動への情熱を引き継ぎ、精一杯進めたいと思います。 私は本年の大河ドラマ「真田丸」の舞台の一つ長野県上田市の出身であります。昭和46年理工学部電気工学科を卒業後、日立市の日立製作所日立研究所に入社し、各種所属は変わりましたが、一貫して電力関係(1000kV級までの変電機器開発)の仕事に携わって来ており、現在も継続勤務をしております。これらの仕事を通じまして東京理科大学の工学博士号(1991年)、技術士(電気電子:1997年&総合技術監理:2003年)等の資格も取得しました。そのようなことから、2014年度より「理窓技術士会」の会長も仰せつかっております。 過去3代の支部長のもとで副支部長や代議員を20年以上勤めております。茨城支部は4つの副支部(県北/水戸/県南/県西)から構成され、毎年幹事副支部を交代しながらその地区の特徴を活かした総会開催等の運営を進めて来ております。私が担当した県北では、工業地域の特色を活かし、総会時には毎回通常では直接見ることが難しい工場や施設の見学会を実施して来ました。その他の副支部でもミニコンサートや先輩諸氏の講演会などを行って活性化を図って来ております。 最近では前大久保支部長のご提案にて、支部の活性化に向けた議論を副支部長会の会合やメール審議などで取り組んで来ております。支部では例年総会案内を新人および定年を迎える年代などを中心に2000通を出しております。同窓の絆を一層深める活動として参加者に興味を持ってもらえる活動を目指して進めていきたいと考えております。岩手支部長福士 猛夫 本年4月より、岩手支部長を仰せつかりました昭和53年度理工学部数学科卒の福士猛夫と申します。 岩手支部は、昭和42年頃から高等学校等に勤務する同窓の先生方が互いに連絡を取り合いながら名簿作りに着手したと伺っています。教育関係者は比較的容易でしたが、民間の方々の情報の入手が困難で、当時の事務局の方々は大変苦労したとのことです。現在、名簿上は約100名の方々が岩手支部の会員となっています。 当支部の主な活動としましては、例年11月の第2土曜日に開催される支部総会が主となっています。前段では、各界の方々の講話や教育実践の紹介等を交えながら情報交換を行っています。その後、総会に移り、事業及び会計の承認をいただき、併せて本部から最新の大学や同窓会の状況等を情報提供いただいています。その後、懇親会に移り、出席会員の近況報告や在学時の思い出等を語り、先輩後輩の垣根をなくし、和気藹々と話が弾んでいきます。 年1回の集まりではありますが、高校等の教員、地元の大学、そして民間企業で活躍している方々を交えての情報交換の場であり、同窓の貴重なネットワークとなっています。 一方で、母校に入学する本県出身者が年々減少しているとともに、卒業後岩手に戻る学生も少なく、若手会員の減少が悩みの種です。また、総会に出席していただいている方も固定化し、高齢化により年々出席者数も減少傾向にあります。 先輩方がこれまで築いてこられた50年に近い岩手支部の歴史を継承していくよう支部会員の皆様とともに盛り上げて参りたいと考えています。

元のページ 

page 17

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です