理窓 2016年1月号
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28関西合同交流会主催者 支部長 宮宅 勇二(51理工・建)平成27年11月8日(日) 11時30分~会場 兵庫県民会館パルテホール 参加者 73名 前日から雲行きがあやしく、当日は残念ながら雨模様になりました。11月8日に、第19回目の東京理科大学理窓会関西合同交流会が、兵庫県民会館パルテホールで73名の参加をもって、滞りなく行われました。 最初に、私(宮宅勇二)が開会の挨拶をさせていただきました。続いて来賓の理窓会の石神一郎会長、東京理科大学理事長に新任された本山和夫氏にご挨拶をいただきました。 その後、講演にうつりました。講演者は、昭和45年理学部応用化学科卒の作家の塩野米松先生でした。題名は「日本人の仕事」です。先生は聞き取りの名人と言われ、作品として「木の心、木のいのち」「木の教え」「にっぽんの漁師」等100冊を越え、芥川賞候補に4度も名前の上がった方です。秋田県角館町生まれで、失われてゆく伝統文化・技術の記録に精力的に取り組んでおられます。 講演の中では、日本人の仕事や伝統の技はそれを受け継ぐ際に、身体(からだ)に染み込んだものを、見よう見まねで盗み取るようにして自分の身体の中に溶け込ますようにして、代々技術や伝統を受け継いできたのだが、現代は自分の身体の中ではなく、身体の外のパソコン等機械の中に記録して受け継いでいこうとする傾向があるのではないか、その事に危機を感じる・・・と言っておられたことが印象に残りました。 この後、懇親会にうつり、最年長の田中昭太郎氏の音頭で歓談が始まりました。すぐに大学から池北雅彦常務理事が、理窓会から石神一郎会長が、維持会からは森野義男会長が、また滋賀の横山成紀支部長(理窓会副会長)からの報告がありました。 アトラクションは、祥子+1でギターのマーク・イーストとのステージでした。5曲演奏後、皆さんからのアンコールの拍手があり、あと2曲を演奏していただきました。 その後、こうよう会を代表して竹上純子様、各れまでの実績、企業で活躍する人材等について講義していただいた。講演後は多くの質問に丁寧に分かりやすく答えていただき大いに盛り上がった。 その後、こうよう会と合同で茶話会をもち、情報交換等を行った。 さらに、理窓会活動報告、理窓会山口支部会計報告等を行い、今後の理窓会山口支部の活動についての意見交換を行った。 なお、このプログラムは、こうよう会山口県支部と合同で実施したものもあり、今後、理窓会山口支部とこうよう会山口県支部の連携を深める。(文責 福永 健一)長崎支部 総会主催者 支部長 井手 義道(38理・物)平成27年11月7日(土)13時~会場 ホテルリソル佐世保 参加者 15名 藤嶋昭学長による科学教育講演会を開催しました。支部総会前の11時10分から「身のまわりの自然現象に感動しつつ、科学を楽しく勉強しよう」という講演をしていただき、小学生・中学生・高校生・市民の計100名が参加し大好評でした。講演会後の支部総会に藤嶋学長にも出席いただきました。支部総会では、平川保博副学長より、ノーベル賞受賞の大村智博士の紹介など今の大学の現況などをスライドで説明していただきました。増渕忠行副会長より理窓会の本部活動・ホームカミングデーなどの紹介・理窓会海外支部の紹介(インドネシアなど)や、グループウエア(生涯)メールの紹介もしていただきました。支部の会計報告も行い了承されました。支部総会後には懇親会を開催し、会員同士の自己紹介で学生時代の話題・現況報告などで親睦を深めました。(文責 井手 義道)

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