理窓 2015年10月号
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3115・10 理窓素粒子衝突実験・放射光実験施設(DESY)を 巡検しました。受講生は皆、ドイツの生徒の英語能力の高さと意欲的な受講態度に感銘を受けたようです。ドイツでの貴重な経験を今後半年間の研究に活かしてくれたらと願っています。5.全国受講生研究発表会5.全国受講生研究発表会 9月19~20日に日本教育会館で、全国受講生研究発表会が行われ、先行する教育プログラム「次世代科学者養成プログラム」に属する中高生と共に研究発表を行いました。口頭発表(英語を含む)7件、ポスター発表42件(英語を含む)の発表があり、東京理科大学からは口頭発表1件(英語)、ポスター発表4件(1件は英語)を行い、おおむね好評を博しました。6.基礎コース生の短期研修6.基礎コース生の短期研修 基礎コース生の短期研修をセミナーハウスに宿泊して9月21日~23日に渡って実施しました。シルバーウィークにも関わらず当日に体調を崩した1名以外は全員参加で集中講義を実施し、また受講生間の親睦を図ることが出来ました。 特に、数学でのグループディスカッションを交えての双方向的な授業や、グループに分かれた物理実験、端末室を利用した情報の授業など、研修でなくてはなかなか出来ない授業は生徒にとって新鮮で意欲をかき立てられるものになったと思います。7.基礎コース応用編7.基礎コース応用編 秋から(11月8日から)は基礎コース応用編の講義が始まります。応用編では、受講生は分野別に分かれて基礎コースの内容を専門化した講義を来年2月まで受講します。受講生の大部分は1年生なので、今の時期に分野別講義を実施するのは難しい側面があることは重々承知していましたので、分野の決定には十分な時間をかけ、全ての受講生を第1希望どおりに分野配属することが出来ました。8.おわりに8.おわりに 来年3月に実施する発展コース生の研究発表会が実り多いものとなると共に、“グローバル”の名の通りに研究成果を海外を含めた専門学会で発表したり、学術論文にまとめることが出来れば良いな、と思っています。また、基礎コース生の中から発展コースを希望する生徒が1人でも多く生まれる事を願っています。 理窓教育会の皆様のお力添えに感謝すると共に、今後もよろしくご指導、ご協力をお願いいたします。(グループ学習する日本とドイツの生徒とステファン先生)(グループ学習する日本とドイツの生徒とステファン先生)(キール大学研修生徒(日本およびドイツ)とスタッフ)(キール大学研修生徒(日本およびドイツ)とスタッフ)(キール市庁舎から見た市街概観)(キール市庁舎から見た市街概観)

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