理窓 2015年10月号
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14・10 理窓23 今や、冬の「さっぽろ雪祭り」と並ぶ北海道の2大イベントとなった「YOSAKOIソーラン祭り」に、今年も、東京理科大学の「よさこいソーラン部」(通称「よさ部」)が出場し、100名を超える学生の皆さんが、1年間の練習の成果を、初夏の北の大地札幌の大空の下で、思う存分披露しました。 「YOSAKOIソーラン祭り」はご存じの方も多いと思いますが、今から23年前の1992年に当時の道内の大学の学生を中心として、わずか10チームの参加で始まり、今では270チーム、観客約200万人規模のイベントとなりました。 今年も、こうよう会会員・賛助会員のメンバー、理窓会会員の皆さんが駆けつけ、「東京理科大学」と書かれたえんじ色の幟(実はこれが意外と目立つんです)を持って、学生さんの熱気溢れる演舞に精一杯応援をしてきました。 さて、今年はというと、残念ながら快晴とまでは行きませんでしたが、心配された雨も降らず、演舞する学生さんにとってもまずまずのコンディションだったのではないでしょうか。学生さんは、札幌テレビ塔のある大通西1丁目会場から演舞を披露しては1~2丁移動、そして演舞と繰り返して、札幌のシンボル大通公園の南通を西へ西へと移動していきます。 なかでも途中のメインステージでの演舞はまさに檜舞台、学生さんも応援する私たちも一番力が入る瞬間で、今年の演舞は昨年以上に学生さんの気持ちが入っていたように感じたのは私だけでしょうか? 最後に、学生さんたちと記念写真を撮って、また来年も会えることを誓い合いました。 決して恵まれたとは言えない練習環境の中で1年間汗を流し、遠く北海道の大地でその成果を思う存分に披露する学生さん達の姿は、私たちにも感動と力一杯の元気を与えてくれます。 踊る学生さん、そうして応援する皆の心を熱くする「YOSAKOI」、これが終わると北海道にもようやく春に終わりを告げ、本格的な夏が訪れます。YOSAKOIYOSAKOIソーラン祭り2015こうよう会北海道支部長こうよう会北海道支部長根布谷根布谷  禎一禎一

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