理窓 2015年10月号
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2115・10 理窓新潟支部 総会主催者 支部長 坂上 隆(51理工・数)平成27年8月23日(日)13時~会場 高陽荘(上越市) 参加者32名 平成27年度新潟支部総会を8月23日(日)に「高田開府四百年」「北陸新幹線開通」で盛り上がる上越市で開催し、26年度事業報告・決算報告、27年度事業計画・予算並びに役員改選などについて承認された。その後、坂本功理窓会副会長によるグループウェアを活用した理科大ネットワークの拡大、本山和夫理科大理事による大学の現況の話があり、引き続きアサヒ飲料株式会社前社長である本山理事から「アサヒグループHDの取り組み~企業価値向上のための具体的な展開~」と題する講演があった。激戦が続く清涼飲料業界で業界3位のシェアに押し上げた社長の苦労や戦略など大変興味深い内容であり、社長の素晴らしい経営手腕の一端を垣間見ることができ大いに刺激を受けた。 参加者一同による記念撮影後、本部役員、こうよう会の今井昭彦新潟支部長とともに懇親会を行った。今回初参加や久しぶりの参加会員の近況などを聞き、和やかに杯を酌み交わし、来年度は新潟市で再会することを確認し散会となった。 (文責 上杉 肇)静岡支部 遠州理窓会 総会主催者 支部長 小池 豊(53理・物)平成27年9月5日(土)15時50分~会場 グランドホテル浜松スズキゲストハウス参加者30名 総会に先立ち、大学からの情報発信及び地域貢献の一つとして講演会を開催しました。 今年度は、東京理科大学理事・前アサヒ飲料株 「めざせ エベレスト!」 “山は登ろうと思わないと登れない”この目標に向けて、理事長からの熱いメッセージを聞くことができました。授業力や就職力は非常に高いのですが、グローバル化という観点は、弱いということでした。また、大学の世界ランキングでは、400番台であること、それでも私学の中では上位に位置しているとのことですが、今後に向けてドクターの人数を増やす必要性を強調していました。 記念講演は、香川学園メロス言語学院の学院長付事務局長、香川武先生をお迎えして、「日本の私費留学生受入の現状と取組」という演題でご講演いただきました。丁度理事長の話と関連している部分があり、大変興味深い講演でした。日本は少子高齢化で、今後留学生の存在はどんどん増してきます。中国・韓国・台湾、そしてベトナム・ネパール・スリランカからの留学生も増えており、実際の数値を聞いて、留学生の実態に驚かされました。 講演会では、中国から留学してきて現在、慶應大学に在籍している学生の話もありました。留学生から見た日本人は、「言いたいことを言わない。オブラートに包んでしまう。」と感じているようで、会員のみなさんも頷いておりました。また、日本の高校生との交流の機会を設けており、その様子も紹介していただきました。日本の学生の中には、「留学生が来てくれるなら、留学しなくてもいい」といった、内向的な感想があり、驚いたところです。留学生は、とにかく日本の学生とは比べものにならないくらい勉強しているということで、日本の若者の奮起が必要となる時代に突入したのではないでしょうか。 最後になりますが、懇親会では今年も会員の葛田氏から、参加者全員にお赤飯と梅干が配られました。毎年いただく心のこもったお赤飯と梅干、ここに小倉支部長の人情を重んずるお人柄が表れているのだと思います。小倉支部長、3年間お疲れ様でした。そして、総会にて、眞田支部長へとバトンが引き継がれました。今後とも千葉支部をよろしくお願いいたします。 (文責 川邉 浩一)

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