理窓 2015年7月号
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15・7 理窓19支部長紹介支部長紹介㉛㉛岡山支部長三浦 康男 永年にわたり岡山支部の発展にご尽力された川上洋一支部長に代わり、平成27年5月から支部長という大役をおおせつかりました三浦です。私は、岡山支部の第7代の支部長になりますが、歴代の支部長さんの名を、辱めないよう精一杯頑張る所存ですのでよろしくお願いいたします。 私事で恐縮ですが、昭和46年に理工学部数学科を卒業後野田キャンパスが学区になる中学校に3年勤め、家庭訪問で学生食堂の従業員のところを訪問したことが懐かしく思い出されます。その後、中学校に22年、行政に13 年勤めました。 私が理窓会に参加するようになったきっかけは、岡山県で全国の数学教育研究大会があり、発表者として拙い実践を発表させていただきましたが、その研究大会の会長が、故稲垣武先生だったことからです。私が参加し始めた当時は、岡山支部は参加者のほとんどが教員で、企業からの参加者が、「理窓会は教員の集いなのか。企業人は参加し辛い」と言われたことを覚えています。以来、どの支部長さんも、「どんな立場の人でも同じ同窓生として親睦を深め、母校の発展に協力することが理窓会の目的である。」といろいろ努力され、現在では総会参加者は、教員とそれ以外の人が半々になっています。 岡山支部の会員は300人以上いますが、総会の参加者は30人足らずですので、名称を、総会ではなく「岡山坊ちゃん会」として案内を出したり、会員によるミニ講演や、ホームカミングデーにあやかって理科大の関連グッズが当たる「お楽しみ抽選会」を企画したりして、参加会員の増加を図っております。 今後も理窓会の目的に沿った活動をし、多くの会員に参加してもらえるよう、努力して参りたいと存じます。山形支部長玉橋 博幸 このたび、山形支部長を仰せつかりました。昭和52年理学部化学科卒です。本支部歴代の支部長の方々の熱い思いを継承しながら、活発な交流が図れる支部活動を心がけて参りたいと考えておりますのでよろしくお願いします。 私は理科大卒業後、山形県の公立高校の化学教員として38年間勤務しました。初任校で同窓の大先輩に声をかけられて理窓会の存在を知り、支部総会に顔を出すようになりました。そして県内で多くの同窓生が教員として活躍されていることに驚くとともに、様々な場面で温かい励ましや的確な助言・指導をいただくなど、理窓会の皆様に支えていただきながら教員生活を全うすることができました。そのことへの感謝の気持ちと恩返しという意味も含めて、これからは母校・理科大の発展と理窓会の充実そして山形支部の活性化のために誠心誠意力を尽くし、何らかの貢献ができるよう取り組んで参りたいと心に刻んでおります。 支部活動の基本的な考え方として、「交流の拡大」ということが特に大切ではないかと思っています。その一つ目は未来を担う若い会員への積極的な声掛け、二つ目は県内の様々な業種・分野で活躍する多くの会員への幅広い働きかけ、そして三つ目は保護者会の「こうよう会」との連携です。 息子が入学した縁で、こうよう会の支部長を務めた経験から、理窓会とこうよう会の両方の立場から母校を眺めることができました。両者は母校を支える大きな両輪であり、お互いの行事への相互乗り入れやネットワークによる情報共有など一層の交流を図っていきたいと考えています。 多くの会員が集い、語り合い、楽しく思い出に残る支部行事が実現できるように、皆様方のご支援をお願いいたします。

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