理窓 2015年1月号
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関連団体通信関連団体通信16理窓光学会会長 松野 直 冷え込みの厳しい朝となったが、爽快に晴れ渡った12月の第1土曜日、本年第2回目の講演会が開催された。講演に先立ち、10月26日、葛飾キャンパスで開催されたHCDの報告があり、当会の①光道管システムの紹介(住宅照明への応用等)②ベンハムのコマ(白黒色から他の色を作れるか?)の展示内容の説明があった。また、第6回会田記念賞受賞の沢辺雅二氏(現.KK.ミツトヨ顧問、工博)執筆の「精密測定器の歴史・ノギスの起こりと変遷」が当会に寄贈され、将来、近代資料館への寄贈を考えている旨の説明があった。続いて下記内容の講演会となった。≪ 第65回理窓光学会講演会 ≫日時:2014年12月6日(土) 13:30~16:30場所:PORTA神楽坂7階第二会議室<宇宙大航海~地球を飛び出し宇宙を旅しよう~>講師:相馬 央令子氏 (H15年工・電卒)宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所(工博)<日食観測の楽しみ>講師:大越 治氏 (S52年理・応物卒) 国立天文台天文情報センター広報普及員 相馬氏のお話は2部構成で、①ご自身が宇宙に興味を持ったきっかけとなった宇宙ゴミ②世界で初めての宇宙ヨット「イカロス号」のお話となった。ご講演は動画やCGも使い、丁寧な語りで、参加していた教員の方々も授業への導入を考えられた様子だった。 大越氏のお話は、教員経験の豊かさから具体性があり、時折、「天文マニアにはなるなよ!」と言われる所以が随所に溢れていた。日食観測された回数・場所に圧倒され、さらにはその間に培われた写真技術の粋が世界に注目されている裏側を覗かせて戴いた。 写真撮影前に帰られた方も居られたが大盛会であった。運営委員/広報担当 長谷川 貢 理窓技術士会は、10月に「諏訪工業メッセ」、「東京理科大学ホームカミングデー」に参加しました。また、11月は工場見学会も開催し、好評に終わりました。10月から12月は、こうよう会「就職進学懇談会」と経営学部「キャリアデザイン講座」の講師として理窓技術士会会員を派遣しました。(1)ホームカミングデー 葛飾キャンパス(H26.10.26) 今回は理窓技術士会の活動報告等の展示や技術士受験コーナーのほか、工学部の小林宏教授のご協力により「マッスルスーツ」の実演を行い、体験希望者で教室が満員となるなど大盛況でした。(2) 工場見学会『日本で頑張る工場を見学する会』(H26.11.20) 茨城県にある「㈱LIXIL下妻工場」と「㈱SPパーツ本社工場」の見学会を開催し、国内で頑張る各社それぞれのモノづくりのノウハウを見せていただきました。 理窓技術士会の「見学会」や「技術懇話会」は、理窓会会員皆様の参加も歓迎します。(HP「理窓技術士会」で開催案内します。)理窓技術士会

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