理窓2014年10月号
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10監査委員 監査委員 長峰博明長峰博明 この4月から理窓会監査を担当することになりました。推挙いただいた方々のご期待に添えるように同窓会活動を行っていく所存です。 理窓会監査の役割は、単に会計処理の適正さを監査するだけではなく、理窓会業務の運営に関する事柄が理窓会会員に信託された内容と合致したものであるかということを監査することが重要であります。前者は税理士である藤井監査委員にお任せすることにして、私は後者の内容についてその役割を担うことを考えています。 理窓会活動の監査責任は、海外を含めて全国の同胞18万人に対するサービスが十分なされているかということが重要であると思っています。住所が確認され、一応組織化されている同胞は約60%(約11万人)、毎年会費を納めている同胞は残念ながら約10%強(約2万人)にすぎません。この中には平成18年度以降からは「卒業時に15年会費を納めている方」も含まれています。 理窓会の年度会計をみますと、年によって差はありますが約1.2億円前後の収支です。収入の大部分は個人の会費です。卒業時に15年会費を納めた人が15年を過ぎた段階でどうなるか分かりませんので、今後は収入が確実に減少していくことになります。そのためには、これからは効率よく事業を推進することが重要であると考えています。 理窓会会計における、年間億円単位のお金を動かすことは半端ではありません。このことを十分認識して、役割を担っていくことをお約束して紹介欄ページを閉じたいと思います。 今後ともよろしくお願いいたします。(42理・応数)監査委員 監査委員 藤井 浩藤井 浩理窓会と東京理科大学の力強い連携 この度、監査委員に就任しました藤井浩です。昭和44年工学部機械工学科卒業、民間会社でディーゼルエンジンの設計課に就職。義兄の会社の急な依頼で、畑違いの営業、経理に取組んだことから、後には税理士資格を取得。理系に無い勉強が欠かせず中小企業診断士と社会保険労務士を取得。会計事務所開業後は、企業人会(現在のビジネス同友会)の監査や、理窓会倶楽部の税務申告等をさせて頂きました。 理窓会では十年程前に、「組織・財務改革検討委員会」の山田義幸委員長が準備された資料に基づき五ケ年の中期経営計画が作成され、次第に財政基盤も整いました。毎回の会合における山田委員長の情報収集・分析力・実行力を知る委員の一人として、今も変わらぬ旺盛な気力に驚かされます。 東京理科大学の中根理事長が掲げた『めざせ エベレスト』の標語は、藤嶋学長の情熱と共鳴しあって最高峰登頂の決意を示すものとなりました。理窓会の石神新会長も6月の総会で、力強い「所信表明」をされました。理窓会と東京理科大学の力強い連携が、登頂成功の「鍵」となるでしょう。 昨年まで私は、東京税理士会の理事(経理部に二期4年)をつとめ、現在は東京税理士会神田支部の監事です。今後、理窓会の監査委員として、石神会長の目指す理想の実現に向けて、少しでも貢献出来るよう尽力致したく、どうぞ宜しくお願い申し上げます。新監査委員紹介新監査委員紹介

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