理窓2014年7月号
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14・7 理窓5務次官ということで理事長の職をお願いしてもおかしくない立派な方なのですが、副学長ということでお願いをしました。この方に理科大の将来を預けたいという思いがありました。森口先生からは「理科大の将来性は素晴らしい。日本の全てを知った上で、21世紀の理科大に大いに期待しているので、未来の理科大を創るお手伝いをさせていただけるのであれば、わが人生の誉としたい」と回答をいただきました。このような経緯もあり、研究領域を一気に加速させ、6月には野田キャンパス10号館を改修し、総合研究棟を竣工しました。これにより、21世紀の理科大が世界の理科大となり、研究力を向上させてノーベル賞を目指していくプラットフォームができました。 そして、総務、つまりオペレーションを担当していただく三人目の副学長は平川保博先生にお願いしました。平川先生は理科大の卒業生で、大学のことをよく熟知しており、理科大発展のため大変苦労された先生です。これにより、まさに藤嶋先生の三本の矢が出来上がったわけです。 先日森口先生がマハティールさんとの帝国ホテルにおける記者会見において次のように理科大の紹介をされていましたのでご紹介させていただきます。 「理科大には産学官の三本の矢が揃っている。産が中根で、学があの有名な藤嶋先生。不肖、私が官の代表でございます。」 マハティールさんもうなずいておられました。マハティールさんは東方政策のビジョンを作られた方で、日本のことを深く大きく評価されています。記者会見で来日された際、会見の前に首相官邸の安倍首相を訪ね、「私は理科大が好きだ。理科大と一緒に理科大の国際化をこれから進めていこうと思います」ということを仰っていただいたそうです。そして先週、私はマレーシアに行って、副首相兼教育相、そして教育省の事務次官から大歓迎を受けました。理科大がこれまで1万人以上の高校教員を輩出しており、現役の校長先生が90人以上、現役の先生が4500人以上だという事をお話ししたところ、是非そのような大学と、国としてお付き合いをさせていただきたいとお話をいただきました。 最後に繰り返しになりますが、学校の将来は卒業生の熱い思いに支えられて伸びていきます。理窓会という、素晴らしい卒業生の会に所属する皆さんにも未来の理科大をつくる我々の努力に対して、ご指導・ご支援を賜りたく、よろしくお願い致します。皆さまのご多幸を祈念して、私の平成26年度理窓会代議員総会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。紹介をされていましたのでご紹介させていただきます。「 「理科理科大に大には産は産学官学官の三本の本の矢が揃っ揃っていている。致します。皆さまのご多幸を祈念して、私の平成26年度理窓会代議員総会の挨拶とさせていただきまきますす。ありありがとがとうごうございざいましました。た

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