理窓2014年7月号
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36目で仕事の優先順位ややり方が分からず、夜遅くまで学校に残って仕事をしています。また部活動指導も仕事の1つなので週7日勤務です。1日完全に休みの日は月に一度あるかないかです。そんな大変な毎日ですが、どんなに大変な事があったとしてもすべては生徒達のためと考えると乗り越える事が出来ます。今、教師を志している学生のみなさん、絶対に教師になるべきです。子ども達はあなたとの出会いを待っています。その子ども達のために全力で頑張ってください!私も全力で頑張ります!千葉県立袖ヶ浦高等学校教諭 原田 翔太(平26理・応化) 「こんにちは」放課後の体育館には私が副顧問を務める男子バレーボール部の威勢のいい声が響いています。日々の厳しい練習の中で高い技術と人間性に磨きをかけて、どんな相手にでも勝利することを目標としています。生徒達の辛いときには励ましあい、切磋琢磨している様子をみてチームワークの大切さを改めて実感しています。部員に的確に指示を出すしっかり者のキャプテンのN君、チームの雰囲気を和やかにしてくれるM君、誰よりも声を出して練習に励んでいるA君など、授業中とは異なる生徒の良さを発見できています。生徒一人一人の個性を捉え、生徒の特性にあった指導ができるように努力したいと思います。 授業は1年生の化学基礎を担当しています。1学期に行った炎色反応の実験では、生徒の驚いた表情や積極的に授業に参加する姿勢が印象的でした。知識を教授するだけではなく、実験や観察を通して本物に触れることが理科教育の望ましい姿だと思います。予備実験や実験書の準備は大変ですが、生徒の視点に立ってできるだけ多く実験をしたいです。しかし経験の浅い私には、生徒の化学に対する興味・関心を高める授業をなかなか実践できていないのが現状です。先輩の先生方から学び、授業をする度に内省して授業の質を高めていきたいと思います。 また、教員になって自分の想像と異なるところもありました。それは授業や部活動以外の校務に関する仕事が非常に多いことです。自分は保険・厚生部で主に奨学金の業務を担当しています。自分の進路に不安を抱える生徒が多いので、進路に関するアドバイスも行っています。校務を遂行する中で、表に出ないところで諸先生方の支えがあるからこそ、円滑に学校が運営されているのだと感じました。 ―すべては子供たちのために―これは千葉県が掲げる教育のスローガンです。私も様々な場面で生徒に寄り添い、ともに成長していける教員になれるよう研修に励みたいと思います。鈴木正次特許事務所所 長 弁理士 涌 井 謙 一副所長 弁理士 山 本 典 弘弁理士 鈴 木 一 永〒160-0022 東京都新宿区新宿1-10-3(太田紙興新宿ビル9階) 電話03(3353)3407(代)FAX03(3359)8340 ホームページ http://www.suzuki-po.net

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