理窓2014年7月号
26/54

関連団体通信関連団体通信22理窓光学会会長  松野 直 梅雨入り宣言と同時に降り出した雨が続き、山間から流れ込んだ水は河川を増水した。そのような状況での第64回理窓光学会講演会は、交通障害のため参加を見送られた方が出るなど、心配されたが、なんとか開催することができた。当日参加を断念された方々には申し訳ない気持ちでいっぱいである。 講演会はほぼ定刻に始まり、冒頭、新年茶話会で授与された関連団体旗と、葛飾キャンパスに建立したモニュメントの報告を回覧し、当会の寄与も紹介した。 高橋氏のご講演では、生体組織深部での生命現象を正確にとらえることができるような計測技術への挑戦であり、蛍光イメージング技術の現在をお話し戴いた。 平賀氏は光通信技術の方向が多岐にわたっているが、幅広い分野に活用できる有力な技術が不十分である現状や、光通信の信号中継が一度電気信号に変換処理され、再び光信号に変換するという仕組みのため、莫大な電力使用があるという問題提示もされた。 ご講演の要旨は下記HPをご覧頂きたい。理窓光学会HP:http://risoukai.com/riso-opt/****** 第64回理窓光学会講演会 ******期 日:平成26年6月7日(土)時 間:13:30~16:30場 所:PORTA神楽坂7階理窓会第二会議室講 演○蛍光イメージング  ~蛍光顕微鏡による細胞内分子を観察する技術~ 東京理科大学理工学部物理学科 助教 高橋 弘史 氏○大容量光通信を支える光制御技術の動向と光制御型光スイッチ技術 産業技術総合研究所、客員研究員  ㈱トリマティス、非常勤取締役 平賀 隆 氏理事 松原秀成1 平成26年度理窓教育会総会 5月25日(日)10時30分より理事会を行い、書面総会の議案を検討承認しました。この書面資料を例年通り全国支部長に送付し、アンケート形式の書面総会を行います。その結果は理窓教育会報第44号に掲載し、公開します。2 理窓教育会東京支部総会 続いて全国の支部総会に先駆け東京支部総会を11時30分から行いました。総会終了後、会場を1号館17階記念講堂に移し、理窓会東京支部と共催で、総会報告会、講演会を行いました。3 教員採用試験対策講座・直前コース 東京理科大学教職支援センター主催の「教員採用試験対策講座直前コース」が3/29(土)から毎日曜日、朝9時30分から午後4時40分までの講座が6回行われました。さらに今年は5/11・6/8(日)の2回の講座を加え、合計8回となる対策講座を開きました。理窓教育会の会員17名が約90名の学生を指導しました。4 坊っちゃん科学賞研究論文コンテスト 第6回坊っちゃん科学賞研究論文コンテスト(高等学校部門)は、昨年度に引き続き、坂本功理窓会副会長(本会総務理事)が実行委員長を務め、富岡康夫会長をはじめ理窓教育会の会員が事務局員及び論文審査委員を担当することになった。5 全国同窓高等学校長懇談会 5月21日、全国同窓高等学校長懇談会が、大宮「パイランドホテル」(埼玉県)で開催され、理事長、常務理事、教職支援センターの教授などの大学関係者の温かい歓迎を受けました。校長を代表して、埼玉県立熊谷西高等学校の本多昇校長が挨拶を行いました。理窓教育会

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です