理窓2014年7月号
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6 このグループウェアを導入したことで、卒業生、大学、理窓会の3者が相互に繋がり、個人にとっても利便性の高いメールが使えるようになる。つまり、大学の教職員、学生、保護者、卒業生の理科大コミュニティができるのである。 しかしながら、60歳代の登録者は多いが、依然として全卒業生の4%と少ない。この現状から前進するために、支部役員の登録から始めよう。それぞれの支部には少なくても2~3人はITに詳しい人がいるので、そうした方の協力を得て、各支部にIT委員会を立ち上げ、登録者拡大に尽力してほしい。そして、支部役員間や本部とのメールの交換、さらに、予定表の利用等の体験をして、そのよさを「くちこみ」で伝えていただきたい。そのようなことから少なくても10万人の登録を目指したい。 NHKの番組でも、スマートフォンの利用者が50%を超え、若者はライン、フェイスブック等の情報化の波に巻き込まれている。学校の先生自らがそれらを使いながら理解を深め、正しくリードしていくことが大切と述べていた。グループウェアも同様で、先ず、使って理解を深めてほしい。』 続いて、森野副会長よりタブレットを用いて接続方法の説明があった。 その後、数名の各支部長に登録状況を尋ねたが、登録者はそれほど多くはなかった。特に、若い支部会員の発掘が課題となっている支部が多くあり、このグループウェアの利用が効果的であるという意見が出された。 今回はテーマについての連絡と意見交換で、あっという間に2時間が経過した。各支部長は今回のテーマへの取組に対し意を強くして終了した。日 時:平成26年6月22日(日)10時~12時会 場:神楽坂キャンパス 1号館大会議室テーマ:「大学が卒業生に提供しているグループウェアの活用!グループウェアが理窓会の活動を大きく変えようとしています」 グループウェアの活用に全国47都道府県の支部長の力を借りたいと、理窓会本部から石神会長、山田前会長が今回のテーマについて、森野副会長の司会進行のもと全国支部長に熱く語りかけた。 今年1月31日、大学は住所判明の11万人(全卒業生の61%)の卒業生に、グループウェア登録手続きの手紙を発送した。この6月中旬の登録数は6,760人で、全卒業生の4%、手続き発送者の6%である。登録数が少ないのはグループウェアに対する理解不足が一因と思われる。 そこで、山田前会長よりグループウェアについて次のような説明があった。 『グループウェアとはコンピュータのネットワークで、組織のコミュニケーションを行い、情報を共有するソフトウェアである。本学18万人の卒業生全員をメンバーとするメールのネットワークとなる。個々の卒業生は大学からの手紙に返信して登録をすることで、グループウェアを利用することができる。登録者相互のメールの交信は勿論であるが、グループウェア以外のメールアドレスとの相互更新も可能である。さらに大学と理窓会本部は登録している卒業生に最新のニュースや連絡事項を届けることができる。そして、自宅のPC、外部のPC、タブレット、携帯、スマホから、いつでも、どこでも送受信できる。■ 支 部 長 会 報 告 ■

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