理窓2014年4月号
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16支部長紹介支部長紹介㉗㉗山梨支部長奥村 一利 平成25年10月の支部総会において、山梨支部長を務めることになりました、奥村一利です。昭和53年工学部建築学科を卒業し、55年に修士課程を修了しました。その後、名古屋の設計事務所に4年間勤務し、昭和59年に郷里の山梨に帰り、公共建築の設計監理を主な業務としている設計事務所に勤め、平成12年から代表として経営しています。仕事がら理窓会員の建築技術系公務員と仕事をすることもあります。理科大出身者は建築行政で中心的な役割を担っています。 山梨支部は年1回の総会と、こうよう会への参加を活動としていますが、参加者が固定化しており、約7割の参加者が高等学校の教員です。教員以外の支部長も、私が知るかぎり初めてです。 さて支部活動を活性化し、多方面の参加者を増やすには、どうしたらよいのでしょう。次の3点を基本に活動していきたいと考えています。 1.とにかく楽しい 2.有益な人間関係が構築できる 3.いろいろな情報が得られる 年齢や職種の違いにより価値観、人生観は大きく異なりますが、違いがあるからこそ楽しく、有益であるので、理窓会山梨支部は年齢の巾が広く、異業種や価値観の異なる巾の広い会にしていきたいと思います。そのためには、職種ごとの小さな関係ができ、総会に繋がっていくような活動により、理窓会山梨支部の活性化に努めていきたいと考えています。まずは、できることから始めたいと思います。会員の皆様の協力をお願いします。和歌山支部長谷井 一好 この2月より支部長の任を与えて頂きました。私事ですが、昭和59年理工学部土木工学科を卒業し、今年は30年目の節目の年となります。和歌山支部の状況については、支部行事に参加して頂ける方の人数は毎回15人前後です。当支部は大学から離れており、県内には企業関係の就職先も少ないため、母校の卒業生には縁の少ない地方の支部という現状です。支部行事に参加して頂ける方の平均年齢も、以前は毎年上昇を続ける傾向に有りました。この2、3年は当支部の岡本公爾先輩を中心に、若者が良く利用するフェイスブックを通じた月例会を行っております。その効果により平成20年代理科大卒の方にも支部会等に参加して頂けるようになり、少し若返りをはたせております。今後も和歌山県に縁があり、住んで居られる同窓の方が和歌山支部の行事に参加して頂ける様に努めていきたいです。 最後にミカン・梅・山椒のイメージの強い和歌山県には、観光地として和歌山・奈良・三重の3県にまたがり世界遺産にも登録された有名な「紀伊山地の霊場と参詣道」があります。前記のほかにも、平成21年に読売新聞で記載され、平成の名勝「平成百景」に入選した白崎海岸も特筆したいです。ここは石灰岩の白い岩肌に囲まれた海辺の公園で、太陽の光を浴びて美しく輝く状況は南欧ギリシャ風海岸の風情を漂わせます。夏・晴天時の白崎海岸は青と白のコントラストがとても美しいです。

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