理窓2014年4月号
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8関係を築いている大学か?”と問い、次のように宣言しています。“大学は校友会である「理窓会」の活動を一生懸命支援し、また卒業生は母校と後輩の将来を一生懸命支援するような関係を築きます。卒業生は「本学の卒業生であること」を誇りに思い、父母は「子どもが本学に通う、あるいは本学を卒業したこと」を誇りに思い、子どもたちは「親が卒業した大学に入りたい」と思う大学を目指します” 最後に冊子12頁で、“一言でいうとどんな大学か?「世界が一目おく大学」” と締めくくっています。素晴らしいビジョンではありませんか。大きな飛躍を目指す理窓会活動を支える下部構造の更なる強化のために 理窓会の運営に当たる理窓会幹部に更に関心を深めて頂きたい事項を並べ、皆様の御健闘を祈ります。1. エビデンスベースの判断2. ソーシャルマーケティングの思考3. ポジショニングの思考4. ソーシャルネットワークの理解 Facebook、Twitter、Homepage、YouTube、 e-Mailがどのように絡み合っているか5. 大学提供のグループウエアの理解6. CI(コーポレートアイデンティティ)思考 7. 品質管理、品質保証8. 危機管理9. 社会学理窓会の大きな改革を皆様と共に推進できたことを感謝します 平成22年度に塚本桓世前会長から引き継いだ平成25年度までの4年任期の会長職を終え、平成26年度から石神一郎(昭和45年工学部建築学科卒)新会長にバトンタッチしました。 平成17年に発足した改革5カ年計画(理窓会ルネサンス)は、大学の絶大なる支援と多くの卒業生の努力で、18万人卒業生に参加を呼び掛けるホームカミングデーの創設と定着、全卒業生への情報誌「理科大today」の創刊、坊っちゃん科学賞(高校)の創設、Facebookなどソーシャルネットワークへの参加など、1万人規模に活動範囲が広がり事業の多様化へ繋がりました。 以上の8年間は、昭和24年の新制大学設置の時以来56年間変わることなく続いた体制からの大きな飛躍でした。それまでの理窓会の主要な関心は大学同窓評議員の選出、3年毎の名簿の発行、理窓会費納入者への会誌「理窓」の配布であり、理窓会活動への卒業生の参加数は千人前後であったでしょう。もっと大きな改革がすでに始まっています「世界が変わる、日本が変わる、大学が変わる、理窓会が変わる」という連鎖に着実に追随したい 中根滋理事長をトップとする学校法人東京理科大学の「理科大ビジョン2014-未来への約束」という14頁の小冊子が、平成26年3月に公表されました。その表紙の2つのキャッチコピーは、「めざせエベレスト」、「山は登ろうと思わないと登れない」です。 冊子の10頁では、“校友・父母と、どのような大学と卒業生の素晴らしいコミュニテイ!大学と卒業生の素晴らしいコミュニテイ!世界の中でその姿がくっきりと見える日は近い世界の中でその姿がくっきりと見える日は近い会長退任に当たっての期待です会長退任に当たっての期待です理窓会 前会長山田義幸(29理・化)

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