理窓2014年1月号
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34フレッシュマンフレッシュマンキヤノン株式会社齊藤 千尋(平25理工・電) 平成25年の春、私は東京理科大学理工学部電気電子情報工学科を卒業し、キヤノン株式会社に入社しました。5ヶ月間に及ぶ研修も終わり、現在はカメラの品質評価、ならびに法規制対応の仕事に携わっています。 私は予てからメーカーでモノづくりに携わることを希望しており、中でも最も関心があったカメラ業界に進むことができました。研修は工場において、カメラがどのように作られているのか、その際にはどのような苦労や達成感があるのかを知りました。長時間の立ち仕事であったため体調を崩したこともありましたが、職場の雰囲気が良く、家族のように接して頂いたこともあり、会社という組織の温かさに触れることができました。 現在は配属先で、コンパクトデジタルカメラの製品安全に関する法規制の対応業務に携わっています。お客様が製品を手にした際に危険がないよう、世界中の国々が独自の規制(規格)を設けています。各国で製品を販売するには、その規格に適応している必要があるため、新製品が規格に適応しているかを評価し、認可を取得するのが主な業務です。製品の評価試験に立ち会ったり、法規制について勉強したりと、なすべきことが沢山ありますが、一日も早く、職場の戦力として活躍できるように頑張っていきたいと考えています。 私が卒業した電気電子情報工学科はその名の通り、電気、電子、情報の三つの分野について学ぶことができる学科です。幅広い分野を勉強し進路を決めていきたいと、この学科に進学しました。講義数がとても多いため忙しい毎日でしたが、多くの分野の講義で得た知識が、現在とても役立っています。また部活動も含め、素敵な仲間に出会うことができました。電気電子情報工学科で学んだことや、出会う仲間を大切に、キヤノンという新しい場で、これからも日々努力していきたいと思います。(2222)

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