理窓2014年1月号
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関連団体通信関連団体通信20理窓技術士会運営委員/業務・企画担当 山内賢治(1) ホームカミングデー(H25.10.27) 昨年に引続き今年もホームカミングデーに理窓技術士会のコーナーを設け参加をしました。会場では説明用の展示パネル、技術懇談会のDVDの投影、技術士会作成の各種パンフレット等を用意しお客様を待ちました。 会場には藤嶋学長を初め、理窓技術士会会員等を含め100名位の来訪者がありました。相談コーナーには、技術士受験だけでなく転職や定年後のための資格取得などの幅広い相談もありました。来訪者の方々に理窓技術士会のアピールができました。その後、来訪者の中から入会申込みがあり会員増にもつながりました。(2)技術懇話会(H25.11.9) 場所:PORTA神楽坂 第2会議室。演題:「大学における企業出身教員の役割」、講演者:金田和博(かずひろ)氏 博士(理学) 山口東京理科大学工学部准教授。1986~2011年まで三洋電機に勤務。 企業出身教員のメリットは、ものづくり(製品化)等の経験、出身企業とのつながり・情報等の企業とのつながり、実務経験等である。これらを日常の授業等に生かして学生の教育を行っているとのこと。金田氏は、企業経験を生かしH25年度の技術士第二次試験を受験されております。当日筆記試験に合格されたとのサプライズがあり、会場をおおいに沸かせました。 今年も理窓技術士会は、経済産業の発展に寄与すべく活動をしていきます。理窓光学会会長  松野 直 第63回理窓光学会講演会は、風のない好天に恵まれ、大勢の会員参加者に、POLTA神楽坂サイエンスカフェでお馴染みの方の参加も加わり、定員60名の会場がほぼ満席となる、活気のある会となりました。今後このような相互参加の形が増え、互いの会が発展する先駆けとなる事が期待されます。 講演会は次の内容で開催しました。ご講演に先立ち内委員長よりHCDにおける理窓光学会展示内容の紹介と報告、さらに協力者への感謝の言葉がありました。*** 第63回理窓光学会定期講演会 ***日 時:平成25年12月7日(土)13:30~場 所:POLTA神楽坂 7階理窓会第二会議室① 光を見る─眼から脳への光伝達機構─  了徳寺学園医療専門学校講師(医学博士)            植木 キク子氏(36B)② 防衛分野における赤外センサの研究開発  防衛省技術研究本部電子装備研究所  センサ技術研究部長(工学博士)            土志田  実氏③ 講師を囲んでの記念撮影 植木氏のご講演では、光を見るという行為における眼自身と信号を受けた脳との役割分担が詳細に解説され、動物と人の進化の過程で起こった違いや、錯視の実験例のお話で、興味深く、質問は多岐に亘りました。 土志田氏は赤外センサの開発の必要性を日本のこれまでの研究成果と諸外国の研究開発の状況を比較しながら示し、さらなる研究開発を進める上で産官学連携のシステムを強くし、いかに効率よく研究を進める必要があるかを、スピンオフ・スピンオン双方の実例を交えながら説明された。センサのどの部分の開発が最優先かなど具体的な質問が多く交わされました。金田和博 准教授展示パネルの前で

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