- 渡辺 聰明 氏(1967理・物)
<教員としての経験を通じ、理科教育にかかわる創意工夫、青森県の理科教育全体の底上げなど、 理科教育普及啓発全般に取り組み、多くの顕彰を受けている。この姿勢を退職後も貫き、理窓会青森支部サイエンスクラブが主催の「おもしろサイエンス」の運営リーダーを20年にわたって務めてきた。これはまた、地域社会での理窓会支部の存在感を高めた点で大きな意義がある。> - 牧 秀一 氏(1975理工・数)
<神戸市の数学教諭であり、特に夜間定時制高校での長い経験を活かし、災害支援 NPOの代表を務めてきた。阪神大震災で被災 した生活困難者の支援を長年続け、成果を書籍や映像によってアーカイブ化した。東日本大震災にもその経験を活かし、現地にしばしば赴いて積極的な支援を行ってきた。専門教育者としての基盤に立ちながら枠を越えた社会活動に取り組んでいる。> - 中津 欣也 氏(1992理工・電工)
<企業内の研究者として「小型高出力インバータの開発」のチーム リーダーを務め、その成果に対し、東京物理学校校長を務めた大河内正敏の名を冠する第68回「大河内記念賞」が授与され、学術の進歩と産業の発展にわたる高い評価を得た。個人としても多くの受賞歴を持つが、この開発研究は、カーボンニュートラル社会への実現につながるものとして特筆できる。> - 寺本 健一 氏(1998理工・建)
<建築家として国内外で優れた成果を残し、アラブ首長国連邦(UAE)を基盤に活動したおりの成果がベネツィア・ビエンナーレでの最高賞「金獅子賞」を受賞するなど、国際的に高い評価を獲得した。現在は国内に拠点を移したが、地球環境に対しての知見を、地域の課題と重ね合わる視点を持ち、これからの社会のありかたを提言し実践する姿勢は一貫している。>
ホームカミングデー
卒業生相互の親睦と、大学の教育・研究・貢献の成果を再認識