あけましておめでとうございますー学校法人東京理科大学 理事長 浜本 隆之

新年あけましておめでとうございます。理窓会の皆様におかれましては、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

新型コロナウイルス感染症による未曾有のパンデミックも約3年を経て、少しずつ以前の日常が戻ってきたと感じる機会が増えてまいりました。本学でも昨夏は3年ぶりに、オンラインと併用する形で対面型のオープンキャンパスが復活し、多くの方にご参加いただくことができました。今後もコロナ禍により強化したIT環境を活かしながら、リアルな場での教育研究活動・学生交流等の環境整備にも力を入れ、DXに対応した新しい教育スタイルを確立すべく、より一層尽力してまいります。

大学にとって、建学の精神に基づいた教育を受け、その教育成果をそれぞれのフィールドで体現する卒業生は、かけがえのない仲間であると同時に、貴重な財産であります。こうした事から我々は、昨年4月よりスタートした本学の新たな中期計画である「中期計画2026」において、同窓の皆様との連携強化を改めて打ち出しております。例えば、一つの新しい試みとして、高校等で教員として活躍されている皆様とのコミュニケーションの深化について検討を進めています。本学の建学の精神である「理学の普及」を教育現場の最前線で実践する皆様と様々な情報を共有し、より良い教育を行うための取り組みができればと考えています。

また、今年は、かねてより準備を進めてまいりました学部・学科再編計画の要の年となります。理工学部から「創域理工学部」への名称変更、先進工学部に「物理工学科」と「機能デザイン工学科」の2学科を新設し、更に、延期となっていた、経営学部国際経営デザイン学科の北海道・長万部キャンパスでの全寮制教育を開始いたします。新たな変革を迎える学部・学科、そしてキャンパスの姿にどうぞご期待ください。

本年も理事会、学長室、教職員で一丸となって努力してまいりますので、同窓の皆様におかれましても、一層のご理解とご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

末筆ながら皆様のご健康とご多幸を祈念し、新年のご挨拶とさせて頂きます。

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