2019年5月号で紹介した、工学部小林研究室開発の 「マッスルスーツ®」のその後の進展をお知らせします

工学部機械工学科 小林宏 教授

■リコーグループとの協業連携で10万円台のマッスルスーツ発売
東京理科大学発ベンチャーの株式会社イノフィスは、リコーグループとの協業連携により量産化に成功した「マッスルスーツ®」の次世代モデル「マッスルスーツEvery(エブリィ)」(下図)を、昨年11月1日より販売開始しました。
既製品の価格は約50万円※1でしたが、機能は変わらずに、個人のお客様でも購入可能な136,000円(消費税抜き・発売特別記念価格)という価格を実現しました。これからは「一家に一台、マッスルスーツ®」の時代です。
※1. 2018年発売マッスルスーツEdgeの価格

■本学と小郡市・九州アカデミー学園の「フレイル」の対策に関する共同研究 2020年1月25日
読売新聞や朝日新聞等が紹介した。本記事では、小林 宏教授が開発したパワーアシスト装置「マッスルスーツ®」を用いた、加齢による心身の活力が低下する「フレイル」※2対策の共同研究を行うと述べています。超高齢化社会において、いかに健康寿命を延伸していくかは大きな課題であり、新しいテクノロジーを用いた解決の可能性を探っていくものと期待されています。
※2. 健常から要介護へ移行する中間段階
■人工筋肉を使用した外骨格型アシストスーツとして世界初イノフィス「マッスルスーツEvery(エブリィ)」が、国際規格ISO 13482認証を取得 2020年02月21日
〈販売状況〉3月2日累積1万台達成。現在2000台/月の販売状況です。

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