NAA(野田建築会)2020は、リモートづくし

本誌『理窓』2020年1月号で野田建築会近況紹介の機会をいただき、年始、野田建築会・築理会合同新年会にて、本年は益々活動の場を広げるぞ!と気合を入れ始めた矢先にコロナ禍に陥ってしまいました。

春先は大学の卒業式も最小人数に絞っての開催ということから、優秀な卒業生に贈るNAA賞も直渡しができずと意気消沈ムード。しかしながら、本年目指すイベント開催をなんとか実行しようと、役員会では慣れないリモート会議を通じて結束し、毎月Zoom会議の定例化を進め、結果、5月の定期総会と11月のNODA archi Salonの2大イベントをリモートで開催することができました。

定期総会は2年毎に行われ、活動報告、決算報告、役員改選等の決議をとります。リモート決議を具体的にどう進めるか試行錯誤の議論を交わすなかで、時にはリモートに関わる発見もあり、無事、総会決議に至りました。総会後はリモート飲み会を行い、夕方からは、歌手・行川さをりさん(2001年建築卒)のコンサートがリモートで行われました。

第2回NODA archi Salonは、小嶋研2004年修士卒同期3名(遠藤さん、戸部さん、中山さん)とNAA担当のチェ助教にパネラーとなっていただき、建築デザインと社会のつながりや構造研究とのつながりについて意見交換をしました。会場はコロナ対策が万全に整った公共会議室を借用し、会場参加役員も小人数に絞りました。Zoom同時配信によるリモート開催により、画面をとおしての参加者とも有意義な意見交換ができました。

2021年はアフターコロナを願いつつ、より充実した学生支援、OB/OGとの交流の場を広げていきたいとおもいます。

会長 粟飯原功一(理工・建1985)

2020年3月2日(年内最後の対面役員会)

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