設立30周年迎えました ~薬学部同窓会~

同窓会会長(上村 直樹1986年卒)

会報「ふなかわら」

東京理科大学薬学部同窓会は平成29年7月で設立30周年を迎えました。私は4代目の会長となります。東京理科大学薬学部は昭和35年(1960年)に設置され、まもなく60周年を迎えようとしています。このことからもおわかりの通り、当会は当初から設置されていたのではありません。そもそも東京理科大学には全体の同窓会として理窓会があります。しかし薬学部だけの同窓会を設立したいという機運が高まり、1期生を輩出してから23年後に設立されました。現在では1万人の卒業生で構成される大きな組織となりました。平成27年度から理窓会の関連団体として活動を開始しました。

主な活動としては、平成8年から薬学部の正式な授業として実践社会薬学講座を開講しました。これは各界で働くOB、OGが2年生に対して卒業後の進路を紹介するものですが、当時は病院実習や薬局実習も行われていない時代だったため、主に病院や薬局で勤務するOB、OGが薬剤師の仕事を紹介する講義でした。しかし平成18年から薬学教育6年制が開始され長期実務実習が必須となったため、製薬メーカーや行政などの紹介にシフトしてきました。平成28年から大学主催の講座となりました。そのほか卒業生のほとんどが薬剤師であるため、毎年各都市で開催される日本薬剤師会学術大会の1日目夜に地区交流会を開催しています。この交流会には同窓会総会などの神楽坂で実施する活動に参加できない卒業生でも、近隣で開催された場合に参加できるように配慮したものです。平成28年度は名古屋、平成29年度は東京で開催しました。理窓会倶楽部を会場としたため、多くの卒業生が参加されました。

今後の活動は、大学が神楽坂地区に設置する医療薬学教育研究支援センターでの社会人大学院コースや生涯学習講座への支援と、在校生に対する進路相談等を考えております。また、ホームカミングデー等の理窓会の活動にも協力するつもりです。どうぞよろしくお願いします。

薬学部同窓会のHP http://www.ridaiyakudo.gr.jp/

関連記事

ページ上部へ戻る