毎年、多彩な講師を招いて勉強会を開催、同窓経営者会

はじめに

理科大卒の経営者の交流を目的に集まりを作ろうと理事会中心になって本学卒の役員を探し出し会員を勧誘した。2005年4月に初会合を開催、2016年4月から理窓会の関連団体に加盟させていただく。
第一回目の例会は理科大OBで花王の常盤文克氏に講演をお願いした。その後、回数を重ね、外部講師、理科大OB、理科大教授の3つの領域から講師をお願いし同窓役員の勉強会が定着した。毎回60名前後の参加があり、会員同士の交流も活発、理窓会メンバーの会社役員就任が増加する中、会員は増加傾向にある。現在は158名の会員にいたっている。

多彩な講師陣を招聘しての勉強会

外部講師では、りそなホールディングス会長の細谷英二氏、タイ王国政府政策顧問の松島大介氏、世界銀行多数国投資保証機関長官の小林いずみ氏、CVA-MDの今北純一氏、外交評論家の岡本行夫氏、経済評論家の田中直毅氏、元中国大使の丹羽宇一郎氏、早稲田大学教授の上村達男氏など多彩な方々のお話を伺っている。理科大OBでは、アイスタイル吉松社長、日本レジストリサービス東田社長、キミカ笠原社長、TOTOウオシュレットテクノ林社長、ナノキャリアの中冨社長など。先生方では、飯田教授、坂本教授、駒場教授など毎回楽しみな講師陣をお招きしている。東日本大震災をふりかえっては、神谷教授に女川を、アルプス物流の山崎社長と東芝の渡辺社友とトプコンの横倉会長にそれぞれリアルな対応を語っていただいた。
なお本年度の予定は4回の会合の日程と講師が以下のように確定している。

第一回4月 マイケル・クスマノ東京理科大特任副学長
第二回6月 国立情報学研究所新井紀子教授とGEジャパン熊谷昭彦社長
第三回9月 日本総合研究所寺島実郎会長
第四回2月 星野祐諏訪東京理科大教授と阿部正彦東京理科大教授

今後

日本の経営者は世界のそれに比べ哲学を語れる人が少ないといわれている。同窓の経営者として見識を高めるべく古典を中心とした哲学、歴史、経済、社会学などを題材にした勉強会も推進したい。さらに卒業生との結びつき・交流の可能性も模索していきたい。

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