杭工事とおやじバンド~学生時代からの軽音楽同好会のメンバーで

私は現在三誠ホールディングス代表取締役会長として現在も現役で働いております。弊社は杭工事回転鋼管杭の会社として全国14カ所に営業拠点を持つ(株)三誠を中心に業務しております。また建築の構造技術に特化した会社を傘下に収めグループで160名を擁する陣容になっております。

会社は25年前に建築学科の同級生小川ひろし君と始めた会社です。彼とは前職から杭の技術者として研鑽し夢をもって始めました。それが今日この種の杭としては全国一位のシェアを得るまでになりました。小川君のひたむきな努力と技術力は会社の発展の原動力でした。また現在の重役陣には2名とその他4名の理科大卒の若手が頑張っています。来年は大学院新卒者が入ってくれる予定です。理科大卒が我が社の技術陣として大きな力を発揮してくれています。

また工学部建築学科教授高橋治先生には新規技術の指導を頂いております。杭と柱の直結工法、住宅を空気で浮かせて地震力を制御する工法エアー断震システムなど日本における先進的技術開発とすべく大きな力を頂いております。

以上仕事の面では東京理科大学がベースになって発展できました。まだまだ新しい技術を開発し、日本の中での存在感のある会社を目指しております。

私のもう一つの大きなポジションが音楽です。大学時代は軽音楽研究会フォークソング部門に所属しておりました。この時ウッドベースに出会い今もこの楽器を楽しんでおります。そして2年生の時からのバンド仲間、飯塚精一君(応用数学卒)、宮沢常泰君(電気工学卒)と現在もバンド(Sunny Side Top)を組んで頑張っています。1960年代に活躍したアメリカのフォークソングバンド、Kingston Trioのコピーバンドです。このバンドが来日の時、大阪サンケイホールで一緒に出演させて頂いたのは良い思い出です。昨年には142バンドがエントリーしたおやじバンド選手権(三井不動産主催)で優勝しました。セミプロの若い連中に混じって、70前後の高齢者グループの快挙でした。

今年も数多くライブハウスに出演しております。私にとって東京理科大学が公私とも原点になっています。これからも東京理科大学とのかかわりとして、建築学科校友会「築理会」の発展に寄与したいと思っています。

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