朝日教育会議2020 「世界に誇る日本の宇宙研究~宇宙の 探求からビジネスまで~」(10/17・開催報告)

2020年10月17日(土)インターネットライブ配信で「世界に誇る日本の宇宙研究 ~宇宙の探求からビジネスまで~」をテーマとして「朝日教育会議2020」(主催:朝日新聞社、共催:東京理科大学)が開催されました。
朝日新聞社代表取締役社長 渡辺雅隆氏、松本洋一郎学長の開催の挨拶に始まり、基調講演には、日本人女性初の宇宙飛行士であり、2度のスペースシャトル搭乗経験を持つ本学特任副学長、スペース・コロニー研究センター長 向井千秋先生が登壇。「月に住んでみたいと思いませんか?」と題して、本学での宇宙滞在技術の高度化と社会実装の促進の取り組みを紹介しました。また、宇宙教育プログラムにも触れ、「夢に向かってもう一歩!教育は夢をかなえる」と視聴者に向けてメッセージを述べました。
続くプレゼンテーションでは、「東京理科大学で宇宙を学ぶということ」と題して、理工学部機械工学科 米本浩一教授が「大学発ベンチャーの目指すスペースプレーン」、理工学部電気電子情報工学科 木村真一教授が「いろいろな専門から宇宙を目指そう」をテーマに、新たな宇宙ビジネスの可能性や宇宙という生活域の実現性について多彩な経験を踏まえて発表しました。休憩を挟み、パネルディスカッションには、幼い頃から宇宙や星空に興味を持たれ、学生時代は天文部で活動されていた、デザイナー/アーティストである篠原ともえ氏が加わり、「人類が宇宙で暮らす未来では、どんな夢が叶うのか」について熱く語り合いました。

視聴者からは、「子どもも宇宙に行けますか?」「宇宙研究に関わるにはどんな勉強が必要ですか?」等多数の質問が寄せられ、議論は大いに盛り上がり盛況のうちに幕を閉じました。

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