日本酒造りの伝統を守り続け、未来に繋げる同窓生

  朝日酒造株式会社(新潟県)
                                細田 康(理工・応生1992)

「久保田」・「朝日山」といったお酒の醸造元です。日本国内は元より、世界の約40か国のお客様に、日本酒の美味しさやお米の不思議さを知って頂くべく活動しております。
理工学部応用生物科学科在学中は、先輩にご迷惑をかけながら、タンパク質の精製を学びました。卒後は化学メーカーの研究所に勤務し感染症および高脂血症の研究などに携わりました。30歳を目前に、中学生まで育った新潟県へUターンし、現在に至っております。卒後30年。専門外の新しい事の連続でした。転職もしました。それでも何とかやってこられたのは、理大時代に“勉強の仕方”を勉強させて頂いたからだと思っています。

https://www.asahi-shuzo.co.jp/

 

 

 

  天鷹酒造株式会社(栃木県)
                                  尾崎 俊介(経・経2014)

栃木県大田原市で清酒銘柄「天鷹」を醸造しております。平成26年度に経営学部経営学科を卒業後、英国の大学院へ進学。帰国後は都内のコンサルティングファームに就職し、その後山形県にある酒蔵で2年間酒造りの修業をさせていただいたのち、29歳で家業の天鷹酒造で働き始めました。
「有機日本酒」を醸造しており、安心・安全を心掛けた酒造りを目指しています。その他、世界大会で賞を頂いた実績もある「蜂蜜酒」も製造しているなど、国内外問わず常に面白いお酒をお届け出来るよう日々奔走しています。

https://www.tentaka.co.jp/

 

 

  株式会社滝沢本店(千葉県)
                                滝澤 直樹(理工・経工1994)

千葉県成田市で「長命泉」を醸造しています。滝澤直樹です。大学生の時には理工学部の経営工学科で学んでいました。卒業後はシステム開発の会社に就職し、その後、酒造会社に転職して、現在に至ります。日本酒の醸造は麹菌と酵母の働きにより味わいが決まります。システム開発と異なり、思うように行かないところが、面白いとこでもあり、難しいとこでもあります。「日本の玄関口である成田市に酒蔵がありますので、世界に向けて日本酒の文化を伝えていければと思っています。」

http://www.chomeisen.jp/

 

 

  國暉酒造株式会社(島根県)
                               岩橋 弘樹(理研・物理1990修)

部活動は空手道部で副将を経験。研究室は外研で東大物性研という世界トップレベルの研究所に行かせてもらい、結晶の概念を変えてしまった「安定相準結晶」黎明期の貴重な研究を経験させてもらいました。現在、國暉酒造 社長兼杜氏。國暉酒造はコロナ禍で「文化の伝承と改革」をキャッチに改革を断行。全ての業務を見直しDX化。数百回に及ぶ麹の試作と分析、百回以上の試験醸造を経て新しい味わいの日本酒を、五感で楽しんでいただく「西陣織帯ラベルシリーズ」を生み出しました。また、全国唯一の製法で伝説の酒を再現させた「八塩折シリーズ」もリニューアル。試験醸造は現在も続けており、各シリーズのお酒を進化させていっております。

http://kokki.co.jp/

 

 

 

 

 

※このページでは業界や業種を紹介させていただいております。
希望される同窓生は理窓会事務局にメールをお願いいたします。

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