施策の達成感を求め奮闘する日々

東京理科大学を卒業し、現在、厚生労働省に勤務しております。勤務直後は、医療機器や再生医療等製品に関する業務を担当していたが、その後医療費の分析や健康保険上の診療報酬に関する業務を経て、現在はワクチンや血液製剤に関する業務を担当しています。
入省してからの時間の経過は早く、ついこの間社会人になったと思っていたら、既に様々な利害関係者と調整しながら業務を進めて行くことを求められる中堅世代になっていました。職場にも、後輩たちも増えてきており、また周りの職員にも配慮しながら働く必要性を感じております。
厚生労働省の業務内容はどれも国民生活に密接に関わり、各一つ一つの意思決定に大きな責任を伴います。医療、保健、介護とたくさんの業務がある中で、行政的な判断だけでなく、科学的な目線での判断も必要になり、化学物質の構造式と睨めっこしたり、疫学的な論文を読んだり、数学的な計算をしたりと、大学での勉強した内容を踏まえ、更なるステップアップが求められます。
最近は、組織を代表して人前で話す機会も増えております。そこで理科大卒の先輩と出会うこともあります。その出会いの中で人脈が出来る事もあり、その人脈によって助けられることが多いと感じております。
厚生労働省は、業務内容も多く大変な職場ですが、中心となって進めてきた施策を無事に施行された時、努力が報われ、その達成感には素晴らしいものがあります。これからも、たくさんの人の為になる仕事に取り組んでいきたいと考えております。

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