教わるから教えるに ~ 学生から助教に~

私は2018年4月に工学部建築学科の嘱託助教に着任いたしました。助教着任までは、学部、大学院修士課程、大学院博士課程と10年間を東京理科大学で過ごしてきました。

卒業研究および大学院では伊藤(拓)研究室(工・建築)に所属し、鉄骨構造物の修復性・補修工法について研究し、伊藤先生に7年間ご指導いただきました。伊藤研では構造実験や構造解析など、建築構造に関する様々なことを学び、一人の研究者として成長するために研究に打ち込んできました。

博士号取得後は出身研究室に助教として着任し、いままでの経験を活かして、学生と一緒に構造実験を中心とした研究計画立案・実施をしています。また、研究室での教育・研究はもちろん、学生を連れて外部施設に実験に出かけたり、国際会議に参加したりと、研究室の仲間として仲良く楽しく協力し、時には厳しく指導しながら研究室生活を送っています。

助教として、一人の教員としての学生の指導を通して、自身が学生だった時とは異なる「教える側」としての責任感を強く感じております。

まだまだ若輩者の私ですが、これから教育・研究の両面で学生をサポートしてプロフェッショナルを育てていくとともに、先進的・実用的な研究を通して成果を社会に還元していけるよう精進していきたいと思います。

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