学部学科再編のお知らせ

学校法人東京理科大学では、将来にわたって発展し続けられるよう、再編計画を検討してきました。18歳人口の減少に対応するためには、大学の教育力・研究力を更に高めるとともに、校地・校舎の整備も重要な課題となります。この一環として、2013年に東京都葛飾区にキャンパスを構え、そこに移転した工学部、基礎工学部および応用物理学科の教育研究環境の改善に努めてきました。この葛飾キャンパスに関しては、2009年3月26日に本法人と葛飾区が締結した基本協定書第10条に基づき、2018年2月23日に第二期用地を購入する契約を締結しました。

第二期用地の活用法についてもかねてより議論してきましたが、まず薬学部に関しては、臨床研究・教育、創薬研究および社会人教育の一層の充実を図ることで更なる発展を目指すため、現在の野田キャンパスから葛飾キャンパスに移転する方針としました。また、葛飾キャンパスを新技術、新産業創造の中心として発展させることを目的に、基礎工学部を改組拡大するとともに、工学部を同キャンパスに集約することとしました。再編の概要は以下のとおりです。

【再編の概要】

 2022年4月に、工学部工業化学科及び工学研究科工業化学専攻を神楽坂キャンパスから葛飾キャンパスに移転する。

 2025年4月に、薬学部(薬学科及び生命創薬科学科)および大学院薬学研究科を野田キャンパスから葛飾キャンパスに移転する。

 基礎工学部の学部名を変更し、理学部第一部応用物理学科を物理工学科(仮称・440名)に改組転換し統合する。また、2023年4月に、機能デザイン工学科(仮称・440名)を新設し、5学科体制とする。

 改組後の基礎工学部は、1年次の長万部キャンパスにおける全寮制教育を解消し、葛飾キャンパスにおいて4年間の一貫教育を行う。長万部キャンパスは、国際化のための教育の場として活用するべく検討を進める。

※本計画は構想中であり、内容は変更となる可能性があります。再編の詳細につきましては、順次、ホームページ等でお知らせします。

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