共存共栄~仲間と共に

教員生活を始めて、9年目になります。「教員になる!」という思いをもって、東京理科大学に入学しました。テスト前に仲間と徹夜で勉強したことや、朝5時に家を出て活動したサッカー部など、大変ながらも充実した大学生活を送ることができました。

卒業後は、1年目から8年目まで足立区の中学校教員として働き、昨年度は、初めての学年主任を務めました。学年主任として、初めての経験ばかりで、先輩教員に助言をいただきながら、1年間行うことができました。学年主任の仕事は、先を見据え逆算して予定を立てますが、子供たちは予定通りには動いてくれないものです。そのときに、学年教員と普段からコミュニケーションをとることで臨機応変に対応することができました。時には世間話をしながらも、子供たちが主体的に学び、成長するためにどうするか何度も打ち合わせを行い、学活や総合、道徳を組み立てました。AI等が発展し、様々な世界との繋がりが増えていく中で、主体的に考え、調べる力を育んでいくために私たちに何ができるのか、試行錯誤しながらも考えていきたいです。今年度から板橋区に異動し、現在は1学年の担任、そして学年の副主任をしています。学年主任を務めた経験を活かし、学年主任の補佐ができるよう務めています。

数学の教科指導では、ICTの活用が重要視されている今だからこそ、紙に書くことを大事にしています。学生時代の恩師から、「数学は紙とペンがあればできる」との言葉を頂き、今の生徒たちにも伝えていきたいと思います。

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