ホームカミングデーでビー玉万華鏡展示 ~ 理窓光学会

理窓光学会は、1979(昭和54年)の創設以来基本的に年2回延べ74回(2019年6月まで)の講演会を実施しており、会員数も約150名となっている。創立40年になる今年(2019)、長年会長として本会を牽引されてこられた松野先生(理・物1966)より籾内(理・物1977)がバトンを引き継いだ。本会の歴史を重んじながら“令和”の会として発展させていきたいと考えている。

講演テーマは光学に関係するものという条件のみで、講師は会員、及び伝手を頼って理科大内外の方々にもお願いして、最先端レーザー技術から一般相対性理論と色々なものを取り上げてきた。光学は、レーザー技術を代表に、物性、医療、宇宙、情報、等々と様々な分野にわたって基幹技術となっており、先端科学技術の発展を支えていると実感される。しかも、この分野に理科大関係者が多く携わっていることを誇りに思う。

HCDでも、家族連れの子供たちに興味を持って貰えるような光学現象を取り上げ、展示、デモしている。今年もビー玉万華鏡、簡易分光器、等々を展示した。

また、この『理窓』が読まれる頃には終わっているが、第75回講演会が12月7日にポルタ神楽坂で開催予定である。今回は光学材料、光学設計が主テーマで原点回帰である。
◎最先端技術を支える特殊ガラスの世界
株式会社オハラ 南川 弘行 氏(基礎工・材料1995)
◎光学設計ソフト進化の歴史
株式会社タイコ 牛山 善太 氏(理・物理1981)

今回含めて過去の講演会要旨、入会手続きなどは当会ホームページをご覧頂きたい。http://risoukai.com/riso-opt/

(会長 籾内記)

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