ホワイトコートセレモニー開催報告

薬学部にはホワイトコートセレモニーがあります。白衣授与式とも言います。看護学部では戴帽式やナイチンゲール祭というのがあります。戴帽式では看護学生から看護師への意識の転換、ナイチンゲール祭ではその生誕を記念するだけでなく看護師の理想と使命を再確認するという大変重要な意義があります。
薬学部にはそのような意識を転換できるような行事は何もありませんでしたが、六年制になり理科大ではホワイトコートセレモニーを始めることになりました。5年次には病院や薬局での長期実務実習があります。初めての現場に出る前に、学生から医療人への意識の転換を図るのが目的です。式典では学部長から理科大のロゴ入り白衣を授与され、「誓いの言葉」を斉唱し、その後ひとりひとりが実習に臨む決意を宣言して降壇するといったユニークなものです。参加した父母の中には涙ぐむ者もいました。しかしコロナ禍ではオンラインでの開催になりました。宮崎薬学部長から告辞と学生2人が宣誓を述べ、次に石川学長、千葉県薬剤師会、病院薬剤師会からの祝辞がありました。このセレモニーを中止にせずにオンラインでも開催した薬学関係者の思いは、学生達にきっと届いていることと思います。

写真は、以前のリアル開催のものです。

 

関連記事

ページ上部へ戻る