コロナ禍タイから一時日本帰国道中記

このコロナ禍にどうしてもの用があり、延々と続いているタイ王国の非常事態宣言下の中、一時帰国しました。行きはよいよい帰りは怖い怖いながらも通りゃんせ~♪の歌ではないですが、タイ王国への再入国の難しさを実感するにつれ、異国への帰り道はどんどん不安になっていく?そんな体験ばなしです。 8月22日隔離中のタイのホテルから発信します。
2020年6月13日に日本へ出発 
6/13常に大勢の渡航客が行き交う竹中JV施工のバンコク・スワナプーム空港、今はひっそり、タイ王国は新型コロナ禍の非常事態宣言中、飛行禁止令で空港(下写真左)の売店も閉鎖中(下写真右)、まだ全便欠航が続いている。関空行きの直行便がいよいよ全てなくなり、仕方なく東京(羽田空港)着で入国した。

到着直後に羽田空港内でPCR検査、陰性判明後でも、14日間内の一般交通機関の利用は禁止!(東京経由関空行き国内線は不可!)
空港からの帰宅は自家用車かレンタカー、もしくはハイヤーのみ、遠い兵庫県の自宅から東京まで車で迎えに来てくれとも頼めず、14日間、東京都内のホテルで自主隔離しました(自主隔離パッケージ?)。
帰国後7日経ってから、兵庫県の保健所から自宅に電話、事情を伝えたところ、毎朝10時に隔離ホテルに居る私に電話があり、体調と体温のヒヤリング。
14日間の軟禁隔離から無事解放され、一般交通機関にも乗れるようになり、大手を振って国内線で東京から大阪へ、和歌山の実家や自宅へ帰れた。

自宅と実家のある和歌山市、和歌の浦・雑賀崎

タイへの出発準備

タイ国への飛行禁止が続く中、バンコクへの予約便が次々とキャンセル。それまで20回以上も通ったタイ国がとても遠~くに感じました。
各国から数千人待ちともいわれる特別入国許可証「COE」をタイ政府に申請した。召喚状やコロナを含む医療保険証、検疫隔離ホテルの予約確認書などを整え、約1ケ月の審査を経て8月6日にようやく取得、民間航空は全て欠航の中、タイ大使館の8月13日発特別便(タイ国際航空)にやっと席が取れた。
8月13日にタイへ出発
搭乗受付には出発前72時間以内のPCR「陰性」英文証明書が必要とされ、関西ではこのような渡航対応の医療施設は数少なく、ようやく見つけたのが実家近くの日赤和歌山、急ぎPCR検査を受け、陰性の英文証明書を携え成田空港へ向かった。

成田空港搭乗チェックイン長蛇の列

搭乗に必要な「飛行健康診断書」・「PCR検査陰性証明書」・10万米ドル以上の新型コロナ感染症カバー明記の「医療保険証」・「特別入国許可証(COE)」・「隔離ホテル予約書」・ほか書類も整い、発熱もなく何とか搭乗、機内食も簡素なパック入り、アルコール飲料なし、タイ到着後、タイ側の厳重な検疫審査をくぐり、先週末、やっとこさタイへ入国できました。

タイ入国
バンコク空港の物々しい防護服に身を包んだ空港検疫係官(右写真)、厳重な証明書のチェック、タイ入国直後にバンコク病院へ直行しPCR検査で1泊入院、翌朝10時、PCR検査の「陰性」が判明、タイ政府指定ホテルへ護送、チェックイン。ここでも防護服姿のスタッフが出迎え、入り口でいきなり靴の履き替え、チェックインは客室で。5つ星ホテルながら設備は古い?ホテルのショップ・レストランは全て閉鎖。客室でチェックイン、禁酒・面会外出禁止・健康管理ウォーク1日45分・3給食・などルール説明。
今日で7日目、あ~あと7日、寿司食いたい! ビール飲みたい! 明日は分からぬこのご時世、体重オーバー何のその、好きなことして余生を生きて行くのがいいのかも?

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