オンライン 旧佐世保無線電信所と無窮洞の案内

支部長 : 井手 義道 (理・物1963)
日 時 : 令和3年1月23日(土)

旧佐世保無線電信所の施設

下から撮影

 

 

 

 

 

 

 

◇ 旧佐世保無線電信所(国指定重要文化財)
大正7年~大正11年かけて建てられた送信施設です。1辺300mの正三角形の中心には通信施設も建設されています。日本時間の1941年12月2日、日本海軍連合艦隊司令部は北太平洋上を航行中の機動部隊に対し「新高山登レ1208(ニイタカヤマノボレヒトフタマルハチ)」という暗号電を送信した-とも言われていますが真実は不明です。これについて私の考えを述べてみます。日本海軍の戦艦が太平洋上を移動しています。連絡を取るための無線の波長は長波と思われます。無線電信所のアンテナ間の長さが300mあります。この長さは長波の送受信が可能になりますので戦艦の最前から後方までアンテナを張ると送受信が可能です。

◇無窮洞(旧宮村国民学校  地下教室)
無窮(意味:無限、永遠)とは日本と子供達の将来がいつまでも栄えるようにと名付けられた防空壕です。当時の第二次世界大戦の中、当時の校長の発案で掘られたものと言われています。昭和20年8月15日まで続き、当時の上級生が掘り、下級生が掘られた土砂を外に運びました。生徒を約600名収容できる大きさです。

無窮洞の内部

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