理窓 2016年7月号
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3516・7 理窓 私がKDDIを選んだ理由は、研究室を選ぶ大学3年生の頃に、ちょうどスマートフォンの普及率が伸びてきており、その最新技術の結晶であるスマートフォンを支えるネットワーク技術の事を知りたい、携わりたいと考えたためです。 1年目は運用部門に所属し、「携帯電話はいつでもどこでも繋がって当たり前」を実現させるべく、携帯電話の通信を構成するシステムを24時間365日、保守・運用する業務を行っておりました。 その業務の中で感じた事は、「お客さまへの影響を出さないことが第一」であることです。先輩社員の方々は各担当システムに対し、この操作を行ったら一体どんなことが起こるのか、失敗したらどんな影響が出るのか、出来る限りを網羅した状態で作業に臨み、システムの冗長構成や操作の仕方に加えて、障害が起こった際にシステムを正常に戻す手順も全て作業手順書として準備していました。 絶対に影響を出すまいという意志と、その意志を以て実現されている姿に憧れ、自分もまたそうありたいと感じました。1つ間違えればお客さまに影響を与えてしまう、大変緊張感のある仕事でしたが、そのような重要な仕事に1年目から携われたことを光栄に思っております。 現在は2年目になり開発部門に異動となりましたが、運用部門で培った「前準備の大切さ」や「絶対的な意志」を意識しつつ、開発部門に必要である「情報への敏感さ」と「スピード感」を以て、日々邁進しております。 同時に、後輩社員に良い後ろ姿を見せるためにも、自分自身の行動に責任を持ちつつ、1年目や入社当時の想いを忘れずに、KDDIの社員として皆様の通信を発展させるために、精進してまいります。埼玉県立久喜北陽高等学校教諭 長神 さやか(平28理工・応生) 今年の3月に東京理科大学理工学部応用生物科学科を卒業し、4月から埼玉県の久喜北陽高校に勤めています。総合学科の高校で、文系・理系に加えて総合コースが設けられ、看護医療志望者や専門学校志望者、就職志望者にわかれています。みんな素直な生徒たちで、日々勉強に部活動に励み、学校行事にも一生懸命に取り組んでいます。 私は高校まで愛知県で過ごし、大学進学を機に理工学部のある千葉県へ移り、さらに就職を機にここ埼玉県へ移りました。新社会人、新しい土地、初めての学校、環境の変化に戸惑うばかりの4月はあっという間に過ぎていきました。社会人としても教師としても何もわからない私に、指導教官の先生のみならず私が副担任をしているクラス担任の先生、同じ学年・分掌・部活動の先生方はたくさんのことを教えてくださいました。体調や精神的な面も気にかけていただき、おすそ分けをいただいたり話を聞いていただいたりもしました。鈴木正次特許事務所所 長 弁理士 涌 井 謙 一副所長 弁理士 山 本 典 弘弁理士 鈴 木 一 永〒160-0022 東京都新宿区新宿1-10-3(太田紙興新宿ビル9階) 電話03(3353)3407(代)FAX03(3359)8340 ホームページ http://www.suzuki-po.net

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