理窓2014年7月号
6/54

2理窓会の目的と役割 理窓会の説明から始めたいと思います。最初に、理窓会の目的を再確認しておきます。三本の柱である「大学発展への応援」、「卒業生の親睦・交流」、「社会への貢献」はよく耳にしていると思います。これは同窓会設立時に先輩方が最初に作ったコンセプトです。それが125年、脈々と流れている。これが極めて重要な意味を持っているのだと考えています。 次に大切なことは、理窓会の価値を私たち卒業生が認識するということです。理窓会の大きな価値の1つは、18万人の卒業生がいるということです。ただそこに存在しているのではなく、理窓会というネットワークができていることが大切なのです。このネットワークが卒業生に楽しみだとか、仕事上の、あるいは人生の利益などをもたらすことになるのです。 そして、卒業生の活躍が大学の評価を高め、大学の発展と評価が、卒業生の評価を高めます。理科大においてこの好循環を加速させていくことが理窓会の重要な役割だと考えています。理窓会の当面の課題と施策 大学で2月にグループウェアメールを各卒業生に配布していただきました。このメールは、優れた機能を持っていると認識しています。これによって、理窓会の活動、あるいは大学と卒業生の関係、理窓会と卒業生の関係、理窓会と大学の関係が大きく変わり、大きく発展する可能性があると考えています。 このメールアドレスが最も重要なのですが、これが配布されるとこのメールは一生涯、変わりません。住所が変わったとき、その変更、登録をし忘れると、理窓会や大学との関係が途切れてしまいます。しかし、このメールアドレスを持っている限り一生涯、大学とも理窓会とも、そして卒業生同士もつながることができます。そして、当然、世界中どこにいてもつながります。どこに住もうと、外国で仕事をしていようともいつでもつながっています。その意味では大変な機能を持っています。また、支部活動などの連絡にも使えて利用価値が非常に高い、大学や理窓会からのメールを読むだけでも十分価値があります。ぜひメールアドレス・パスワードを登録してください。 大学では、ソーシャルネットワークを活用して大きなコミュニティを形成できるように、Facebook、TwitterやYouTubeを取り入れています。そこで、理窓会でもFacebook、YouTubeを取り入れました。これにメールが加わって、ホームページと連動することにより、デジタルな関係が出来てきます。これも大きな力を持っていると考えられるので、ぜひ推進していきたいと考えています。 次に、卒業生支援が大切と考え、その基礎として支部活動の活性化支援を行います。そして、補助金の支給ですが、徐々に拡充していければと考えています。 また、在校生や新卒業生に対する支援も大切です。特に、キャリア教育への支援として講師を派遣しています。就職率のよい大学、各界の企業からのぞまれる大学は、人気が高く、学生も大変能力が高いという評価を受けることになります。しっかりと応援をしていきます。就職活動への支援として、企業セミナーなどを開催しています。これらは、教育会やビジネス同友会が中心になって実施していますが、引き続き、拡充をしながら進めていきます。 さて、大学維持資金二期への支援ですが、母校愛を育て、維持会とタイアップしながら協力していかなければならないと考えています。 さらにはこうよう会との連携です。こうよう会は一般の学生の保護者の会ですが、しっかりと連携平成26年度平成26年度理窓会代議員総会理窓会代議員総会会長所信表明会長所信表明理窓会会長 理窓会会長 石神一郎石神一郎(45工・建)(45工・建)石神会長所信表明石神会長所信表明

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です